【時の予想 ― 春の天皇賞’07】
2007年4月28日 時の競馬列伝本日よりこれまで通り予想を再開させます。
丸2週間ほど更新をすっぽかしてきたわけですが、
結果的には休んだ事が心身ともに良い休暇になりました。
それでは引き続きG?連戦に参りましょう。
?,【フェブラリーS】× :信じる者は◎「シーキングザダイヤ」に救われる
?,【高松宮記念】× :電撃王座に◎「マイネルスケルツィ」が滑り込む。
?,【桜花賞】○ :◎『ウオッカ』で確真。
?,【皐月賞】× :よろめかぬ武威将軍◎「アドマイヤオーラ」の帝城
?,【天皇賞】 : ???
?,【NHKMC】 :ニ球を追った欲望のキーパー「ダイレクトキャッチ」の行方
?,【Vマイル】 :「ディアデラノビア」を襲う2大女王、ナワバリ争いの飛び火
?,【優駿牝馬】 :女神「ベッラレイア」が府中にもたらす大震壊の危機
?,【東京優駿】 :まず一冠、お調子者『ヴィクトリー』に迫られる第二の勝算
?,【安田記念】 :獄炎鳥『スズカフェニックス』が転生の果てに見たもの
■『天皇賞・春』
【難易度:十 ペース:S 由緒正しき最長距離G?】
◎『デルタブルース』
○「トウショウナイト」
▲『メイショウサムソン』
△「アイポッパー」
格式的に◎『デルタブルース』。
個人的にこれまでこの馬は軽視し続けてきたが、
前走を見る限り、昨秋辺りから一年前と馬が大きく変わってきた印象を受けた。
『イングランディーレ』に破壊され、『ディープインパクト』に復元された“格”を、
この菊花賞馬が再び持ち直すことは出来るはず。
○「トウショウナイト」は、
近年の競馬界クオリティダウンに反比例して好走している印象が強いが、
二年前の【天皇賞】を最速上がりで追い込んできた事も記憶に深い。
力落ちなし、このメンバーなら2着は狩れる。
実績で言うとナンバーワンの二冠馬▲『メイショウサムソン』だが、
不発した【菊花賞】を発端にどうも覇気を欠いている印象は否めない。
前走も「シャドウゲイト」を押さえ込んだ程度で復活と言えるかどうか不明。
絶頂期の力を取り戻しさえすれば。
ラストは2年連続上位突入、
高齢と前走パーフェクトな競馬をしたわりに迫られた点が気掛かりな、
跳躍戦士△「アイポッパー」の結局最後はアンカツですよ一発まで。
斬「マツリダゴッホ」は前走2500mですでに気性が半爆発状態。
このレース、気性難の馬が勝つべく道は用意されていない。
斬「トウカイトリック」は近走充実だがG?となると途端に縁が切れそうなタイプ。
ここに来て長距離と無縁の池添騎手にバトンが渡った点もどうか。
斬「ネヴァブション」も【菊花賞】10着を代表にG?からは程遠い器。
前走も内容的には「トウショウナイト」の方がまだ濃かった。
明日【春の天皇賞】は15:40開戦です。
【皐月賞、マイラーズC’07】
2007年4月16日 時の競馬列伝―『皐月賞’07』
【蜃気楼】
優勝「ヴィクトリー」 :田中勝春、1:59.9、7番人気、上がり35.9秒
2着「サンツェッペリン」 :松岡正海、1:59.9、15人、35.7
3着「フサイチホウオー」 :安藤勝己、1:59.9、2人、33.9
4着「アドマイヤオーラ」◎ :武豊、2:00.1、1人、33.9
5着「メイショウレガーロ」 :福永祐一、2:00.2、11人、35.4
6着「ローレルゲレイロ」× 7着「アサクサキングス」
8着『ドリームジャーニー』▲ 9着「ココナッツパンチ」
10着「マイネルシーガル」 11着「ナムラマース」△
12着「フライングアップル」○ 13着「サンライズマックス」
14着「ブラックシャンツェ」 15着「ニュービギニング」
16着「フェラーリピサ」 17着「モチ」 18着「エーシンピーシー」
馬連:94630円 3連単:1623250円
「ヴィクトリー」が優勝。
素質で押し切りました、同時に田中勝春騎手がG?139連敗で見事ストップさせ戴冠。
2着「サンツェッペリン」はクビが上がったところでジャストゴールイン。
松岡騎手が結果を見てヘルメットを投げた事が問題になったようですが、
気持ちは分かります、勢いでは勝っていましたから。
猛追した3着「フサイチホウオー」はこれにて【ダービー】1番人気確定。
おそらくそれも突出した倍率になるでしょう。
なお出遅れて試合早々に試合終了となった4着「アドマイヤオーラ」ですが、
個人的には「ああまた」という感じで、特に驚きもしない状態になってきました。
―「マイラーズC’07」
【再生のコード】
1着「コンゴウリキシオー」:牡5、58、藤田、1:32.2、9人、34.0
2着『スイープトウショウ』 :牝6、56、池添、1:32.4、2人、32.7
3着「マイネルスケルツィ」:牡4、57、善臣、1:32.7、5人、33.9
今年も心配なさそうです。
節約を目的にGALLOP購入をやめましたので今週の予想はお休み致します。
【時の予想 ― 皐月賞’07】
2007年4月14日 時の競馬列伝 コメント (2)?,【フェブラリーS】× :信じる者は◎「シーキングザダイヤ」に救われる
?,【高松宮記念】× :電撃王座に◎「マイネルスケルツィ」が滑り込む。
?,【桜花賞】○ :◎『ウオッカ』で確真。
?,【皐月賞】 : ???
?,【天皇賞】 :全権威を託されたニ冠馬『メイショウサムソン』の命運
?,【NHKMC】 :忘られた「オースミダイドウ」、3歳マイル界に怒りの乱入
?,【Vマイル】 :復活『スイープトウショウ』がお送りする最強牝馬列伝2007
?,【優駿牝馬】 :麗しの女王『ダイワスカーレット』率いるVodka再滅同盟
■『皐月賞』
【難易度:七 ペース:H “最も速い馬が勝つ”】
◎「アドマイヤオーラ」
○「フライングアップル」
▲『ドリームジャーニー』
△「ナムラマース」
×「ローレルゲレイロ」
よろめかぬ武威将軍◎「アドマイヤオーラ」の帝城。
今戦において底力、安定性、舞台適正、すべて持ち合わせているのはこの馬だけ。
武豊「アドマイヤ」となるとどうも脚余しを連想するが、それは本人が最も想定済み。
桜花賞馬を斬り去った33.3秒の脚を用いれば、この中山でも真の勇者となりうる。
今回は素質馬ほど致命的弱点をはらんでいる印象、こういう時こそ優等生を重視したい。
○「フライングアップル」は昨年でいうと『メイショウサムソン』と同じ堅実先行派。
ただ『メイショウサムソン』と唯一違う点はG?を勝利するだけの底力が感じられない点。
だが安定力は秀逸、脚質不問で横典鞍乗、2,3着には高確率で来そう。
個人的に2歳王者にはあまり期待しない事にしているが、
▲『ドリームジャーニー』の前走は久々で不利をもらったにしては十分な合格圏内。
不利、出遅れ、ESPもろもろが発生しなければ再び頂点の座を奪い返すシーンも。
直線では必ず差ししてくる火星騎士△「ナムラマース」だが、
その鞍乗である藤岡騎手はG?を勝つにはまだ年齢も騎乗も幼い印象。
だがこちらも2歳時から順調に成長、混戦ではそのキャリアが生きる、そつなく乗れば。
ラストは反省したのか復帰後絶好調のミスター藤田騎乗、
×「ローレルゲレイロ」のひたすら別路線を来ただけに存在不気味一発まで。
斬「フサイチホウオー」は根性圧巻だがいつもクビ差で勝つ点にもどかしさを感じる。
さらに少頭数の大外攻めという毎回教育にならない安全策を取り続けた事が、
多頭数で最内の今回はアダとなり現れる可能性が高い。
斬「アサクサキングス」の前走通過61.7秒逃げ切りはいかにも前残りといった感じ。
二度目もない。
前走暴走斬「ヴィクトリー」は2週続けて追切暴走と全く反省の色が見られない。
そして鞍乗にまさかの田中勝春、発走前からいきなりトドメの一撃を喰らった印象。
上記馬同様に斬「ココナッツパンチ」は最も引いてはならない枠を悲惨にもゲット。
前走は若さ丸出しの大暴走で、素質は確かだが暴走率が100%なのも確か。
明らかに優勝よりもJRAの広告ポジションを狙っている斬「モチ」だが、
果たしてどこまでファンの愛情が持ちこたえるか、明日も楽しみに確認したい。
それではクラシック第一冠【皐月賞】、15:40開戦です。
【時の予想 ― マイラーズC’07】
2007年4月13日 時の競馬列伝■「マイラーズC」
【難易度:八 ペース:M 超豪華メンバー】
◎『スイープトウショウ』
○「エアシェイディ」
▲『フサイチパンドラ』
△「エイシンドーバー」
×「サクラメガワンダー」
注「マイネルスケルツィ」
6歳でも◎『スイープトウショウ』。
ここで昨秋の擁護をすると【女王杯】は大外ぶん回しで【有馬記念】は出遅れが敗因。
だが【京都大賞典】の11ヶ月ぶり制覇など、この馬ならではの離れ業もあった。
今年は不安もあるが高齢馬に追い風もある、駄目になるならドン底までついていきたい。
他は正直どうでもいいが、宮記念ホースの宿敵○「エアシェイディ」に、
【天皇賞】プランをあっさり白紙に戻した女王▲『フサイチパンドラ』。
何だかんだで結局連には来る海峡王△「エイシンドーバー」と、
そろそろ一線級に乗り上げたい×「サクラメガワンダー」の前残りに加えて、
鞍乗おなじみ注「マイネルスケルツィ」のG?で◎つけてここで斬るのも何だし一発まで。
斬「アドマイヤキッス」は優等女学生のイメージが板に染み付いているが、
実際走らせてみると思いのほか大した事がない。
斬『ハットトリック』は去年一年、さっぱり冴えなかった点がどうか。
斬「ローエングリン」。後藤の茶番は前走でもうお腹一杯。
何もここまで…というくらいメンバーが揃いましたね、15:45発走です。(汗)
【NZT,阪神牝馬S’07】
2007年4月10日 時の競馬列伝―「NZT’07」
【春十一番】
1着「トーホウレーサー」× :後藤、1:33.9、11番人気、上がり35.3
2着「マイネルフォーグ」 :江田、1:34.1、16人、34.9
3着「ワールドハンター」 :蛯名、1:34.1、8人、34.5
4着「スズカコーズウェイ」○ :武豊、1:34.2、1人、35.1
5着「ヤマニンエクレール」 6着「シャドウストライプ」 7着「ハロースピード」◎
8着「ショウワモダン」△ 9着「マイネルレーニア」×
馬連:112760円 3連単:4904740円
「トーホウレーサー」で大波乱。
先行集団からスルスルと抜け出すと、後は場内の悲鳴を一身にまといゴールへ突入。
芝に見切りをつけて当分ダートを主戦にしていましたが、戻ってからが大成功。
【毎日杯】逃げ粘り5着に続いて、今回【NZT】を11番人気で衝撃の制覇です。
さらに2着に近走不振の「マイネルフォーグ」、3着に芝2戦目だった
「ワールドハンター」まで突入して3連単は500万馬券寸前の真爆発。
一方その黒幕とも言える1番人気「スズカコーズウェイ」は中団からまさかのジリ伸び。
磐石と思われた時の豊サマの飛びっぷりは、今期本当にすごいです。
なお、スタートを珍しく成功させた「ハロースピード」は大外ぶん回しで7着不発。
それでもまだ牝馬優勢の見方は温かく保持していくつもりです。
さて、これで完全に見通し不能の様相を呈してしまった今年の【NHKMC】。
そこに目をつけて早くもクラシック方面から何頭か押し寄せそうな予感もします。
―「阪神牝馬S’07」
【太陽が昇らない】
1着「ジョリーダンス」 :牝6、藤田、1:20.7、5人、34.5
2着「アグネスラズベリ」 :牝6、角田、1:20.9、3人、34.3
3着「ディアデラノビア」○:牝5、岩田、1:21.0、1人、35.0
4着「シールビーバック」 5着「ブルーメンブラット」▲ 8着「アサヒライジング」◎
馬連:2910円 3連単:13570円
「ジョリーダンス」と「アグネスラズベリ」のワンツー。
昨年とは対照的によく分からない結果になりました、
まさか「ディアデラノビア」まで飛ぶとは。
で、「アサヒライジング」ですが、もう完全に去年とは馬が違っていますね。
6度のG?で一度も着外がなかった馬が、格下相手に2度もこんな惨敗をするなんて。
とりあえず具体的な原因は頭に浮かびませんが、
しばらく間を置くや長距離路線に切り替えるなどの策が必要なのではないでしょうか。
来週からは『スイープ』様の怒濤の一年が始まりますね・・・。(汗)
―『桜花賞’07』
【緋の一閃】
優勝「ダイワスカーレット」○ :安藤勝己、1:33.7、3人、33.6
2着 『ウオッカ』◎ :四位洋文,1:33.9,1人,33.6
3着 「カタマチボタン」 :藤田伸二、1:34.5、7人、34.4
4着 「ローブデコルテ」 :福永祐一、1:34.5、9人、33.5
5着 「イクスキューズ」× :北村宏司、1:34.7、6人、33.5
6着 「レインダンス」 :武幸四郎、1:34.7、10人、33.9
7着 「アストンマーチャン」 8着「ハギノルチェーレ」
9着 「カノヤザクラ」 10着「アマノチェリーラン」
11着「フローラルカーヴ」 12着「クーヴェルチュール」
13着「ショウナンタレント」注 14着「ピンクカメオ」
15着「エミーズスマイル」△ 16着「アポロティアラ」
17着「ベリーベリナイス」 18着「ニシノチャーミー」
単勝:590円 馬連:270円 3連単:12680円
桜色の仁川を赤一色に染め上げた「ダイワスカーレット」。
低速流に苛立ち気味に端を奪うと、そこから大スパートを放ち女王『ウオッカ』を完封。
母「スカーレットブーケ」が成し遂げられなかった、
そして兄『ダイワメジャー』に続くクラシック第一冠を獲得達成です。
そして、3強の中の1強と称された酒乱女王『ウオッカ』は直線、
誰もが詰めると思われた0.2秒をとうとう詰めぬまま悲劇のゴールイン。
ただ個人的に、これで勝ち馬が2着馬を力量的に凌いだという印象までは受けません。
先団から33.6秒という極限的な末脚を放った勝者は当然讃えられるべきですが、
それ以上の上がりを負けた『ウオッカ』に求めるのはあまりに酷だからです。
敗因を連ねるなら、
「ショウナンタレント」の先導放棄による1000m通過59.8秒という超低速流の発生。
覇者「ダイワスカーレット」が短期間で『ウオッカ』との差を急速に詰めた事。
そして四位騎手より安藤騎手の方が優雅に乗りこなした事、この三つだと思います。
以下は淡々と。
3強「アストンマーチャン」はパドックの時点で早くも暴発寸前。
ただ7着とあまり耐え切れなかった点から成長度にも若干の疑問。
最速上がり「イクスキューズ」は謎のシンガリ待機で5着に甘んじた印象。
「エミーズスマイル」は輸送で体重減、それにしても負けすぎな15着。
自然と前残った印象の3着「カタマチボタン」はこれで複勝記録を引き続きキープ。
とは言え来月【オークス】はやはりTOP2の争いになるでしょう。
しかし今回行きたがる面を見せた『ダイワスカーレット』、
距離に多少不安のある『ウオッカ』、これらを見る限り今戦の上位馬以外のグループ、
地下に潜った「ベッラレイア」らの動向にも目を配る必要があるかもしれません。
やはり私は『タニノウオッカ』で良かった気がするんですが・・・。(ヴェ)
【時の予想 ― 桜花賞’07】
2007年4月8日 時の競馬列伝 コメント (2)■「桜花賞」
【難易度:三 ペース:M 最も美しき戦い】
◎『ウオッカ』
○「ダイワスカーレット」
△「エミーズスマイル」
×「イクスキューズ」
注「ショウナンタレント」
◎『ウオッカ』で確真。
前走は道中かなり掛かった状態で直線、最大の対抗と思われた馬を怒濤のひとひねり。
昨年よりもさらに大化けを遂げた、他十七頭との勝負付けは済んでいるも同然。
うるわしの令嬢○「ダイワスカーレット」も十分な名牝。
道中では見事までに折り合い、直線では先団から33秒台の脚を確実に放つ徹底ぶり。
さすがに皐月賞候補「アドマイヤオーラ」と渡り合ってきただけある。
ただ、今度ばかりは相手が悪い。
他は3着食い込みを目指す関東勢。
地方所属の社台アグネスタキオン産駒△「エミーズスマイル」は、
まだ有力馬たちの対戦がない点が魅力、激しく前が崩れれば台頭はある。
明らかに勝負を捨てて【フラワーC】で稼ごうとしていた×「イクスキューズ」だが、
熱発回避で結局大物と対戦するはめに、だが【クイーンC】は余裕の完勝、好機はある。
ラストは昨年「アサヒライジング」と条件そっくり、でも改修後は先行勢強し、
注「ショウナンタレント」の怪物に気を取られている間に逃げるが勝ちよ一発まで。
思い切って3強から斬「アストンマーチャン」。
前走は確かに楽勝だったが、あれだけでこの3ヶ月間どう変わったのか判定は困難。
◎『ウオッカ』を脅かすまでの力を蓄えてきた可能性も高いが、
3強から消える可能性が一番高いのもこの馬。
明日、牝馬クラシック第一冠【桜花賞】は15:40発走です。
【時の予想 ― NZT,阪神牝馬S’07】
2007年4月7日 時の競馬列伝■「ニュージーランドトロフィー」
【難易度:六 ペース:H 牝馬挑戦第一号】
◎「ハロースピード」
○「スズカコーズウェイ」
▲「マイネルレーニア」
△「ショウワモダン」
×「トーホウレーサー」
注「シベリアンバード」
出遅れても◎「ハロースピード」。
これまでにも述べたが、個人的に今年の牝馬は牡馬をしのぐ勢いを誇ると考えている。
実質この馬が混合戦に乗り込む初の牝馬、その理論がどこまで通じるか期待したい。
気分的に本命はやはり武豊○「スズカコーズウェイ」。
準スプリングS馬「マイネルシーガル」にも匹敵、このメンバーなら一枚上。
他、例年残る先行集団から【朝日杯】5着馬▲「マイネルレーニア」と、
【スプリングS】4着△「ショウワモダン」と【毎日杯】5着×「トーホウレーサー」。
最後は勝春注「シベリアンバード」の何となく「シベリアンホーク」な一発まで。
斬「シャドウストライプ」はアンカツでもダート上がりじゃ無理。
■「阪神牝馬S」
【難易度:一 ペース:M 上位拮抗】
◎「アサヒライジング」
○「ディアデラノビア」
△「ブルーメンブラット」
明日は陽が差す◎「アサヒライジング」。
前走敗因はまさかの出遅れから、馬群の中で総攻撃を受けた事による精神被害。
だがこの馬が出遅れる事はまずないし、少頭数の明日なら後者の心配もない。
1400mは確かに微妙だが能力はナンバーワン、どうにか押し切って欲しい。
そのどうにか押し切って欲しい相手の○「ディアデラノビア」だが、
ここまで少頭数になったのは間違いなくこの馬の前走爆走が原因、ここも連は固い。
ラストは近走好調△「ブルーメンブラット」の私は3着狙いで…一発まで。
斬「アグネスラズベリ」は毎戦なぜか高評価だが、そろそろメッキが剥がれてきた印象。
とりあえず柴田先生は当たり障りなく乗って頂ければ結構です・・・。(BOOOMB)
申し訳ありませんがインターネット麻雀にハマってしまったので、
地獄の「コキオロ週間」はまた今度という事にいたします。(腐滅)
?,【フェブラリーS】× :信じる者は◎「シーキングザダイヤ」に救われる
?,【高松宮記念】× :電撃王座に◎「マイネルスケルツィ」が滑り込む。
?,【桜花賞】 :麗しの令嬢「ダイワスカーレット」率いるVodka追放同盟
?,【皐月賞】 :謎の南国ボクサー「ココナッツパンチ」の狙いとは
?,【天皇賞】 :淀制圧を目論む魔道師「トウカイトリック」の秘密研究
?,【NHKMC】 :男のプライドを打ち砕く、「アストンマーチャン」の哀れみ笑い
?,【Vマイル】 :一糸の乱れなき大女王『カワカミプリンセス』の独裁政権
【ダービー卿CT,大阪杯’07】
2007年4月2日 時の競馬列伝―「ダービー卿CT’07」
【悪魔の主眼】
1着「ピカレスクコート」注 :牡5、55、秋山、1:33.1、7番人気、上がり34.6
2着「コイウタ」 :牝4、53、松岡、1:33.4、9人、34.7
3着「マイネルハーティー」 :牡5、54、吉田、1:33.5、11人、34.5
4着「サイレントプライド」△ :牡4、55、後藤、1:33.5、3人、35.5
5着「ブラックカフェ」 :牡7、54、柴山、1:33.6、10人、34.7
6着「デアリングハート」穴 7着「ダンスインザモア」▲ 8着「インセンティブガイ」◎
9着『ウインクリューガー』 11着『ロジック』○ 13着「グレイトジャーニー」×
馬連:12530円 3連単:410570円
「ピカレスクコート」が独走。
仏G?でも準優勝歴のあった金子真人所有の「ヤマカツスズラン」全弟が、
ここに来て本格化の兆し、上がりも2位と完勝でした。
ところが以下は大爆発、8頭が大挙出走していた【東風S】の13着と11着馬である、
「コイウタ」と「マイネルハーティー」が一気に巻き返してそれぞれ2,3着に入線。
特に「マイネルハーティ」は馬券に絡んだのが2年前【NZT】優勝以来、
それだけこのレースのレベルが低かったという見方もありますが。
対し【東風S】最先着馬「インセンティブガイ」は従来の不調さを取り戻して8着失速。
1番人気「ダンスインザモア」は最大級の出遅れをかまして7着爆沈。
G?馬『ロジック』、『ウインクリューガー』などは何の音沙汰もなし。
本当にこのレース、まともに買うと恐ろしい目に遭います。
―「大阪杯’07」
【蔑むな】
1着『メイショウサムソン』◎:牡4,石橋,2:01.4,1人、34.4
2着「シャドウゲイト」 :牡5、安光、2:01.5、2人、35.2
3着「メイショウオウテ」 :牡5、四位、2:01.6、8人、34.2
4着「タガノデンジャラス」△ 5着「ホッコーソレソレー」×
6着「シルクネクサス」○ 8着『コスモバルク』▲ 9着「アサカディフィート」
馬連:540円 3連単:13080円
『メイショウサムソン』、復活。
4コーナーから高速で先団に取り付くと、最後は「シャドウゲイト」との格闘の末に優勝。
前が残ると察知して早仕掛けした石橋騎手の騎乗、好判断でした。
最後は若干際どかったですが、あそこで競り勝たねば2冠馬としての威厳が持ちません。
しかし構図が3年前の『ネオユニヴァース』VS「マグナーテン」そのものでしたね。
相手がやや役不足だった点も似ていますが、これから良化してくる線に期待します。
2着「シャドウゲイト」は通過62.2秒で一気に勢力を増した印象。
アンミツ騎手も直線では気迫の勢いで追いましたが、中央移籍後の初タイトルならず。
なお3着にはすっかり信頼を失っていた「メイショウオウテ」が突入。
8着『コスモバルク』は久々で覇気を欠いたか、今年も微妙な存在に甘んじるのか。
そして今度は爆追一気が打てなかった9着「アサカディフィート」。
阪神不適か、ついに衰えか、いえいえやっぱり小牧でしょう。
今週は「コキオロ週間」と名付けまして、
今気に入らない方々を徹底的にこきおろしていきたいと思います。(爆)
なお「週間」といいつつも、来週にずれ込む可能性もあります。(追爆)
【時の予想 ― ダービー卿CT,大阪杯】
2007年3月31日 時の競馬列伝■「ダービー卿CT」
【難易度:十 ペース:H 大混戦】
◎「インセンティブガイ」
○『ロジック』
▲「ダンスインザモア」
△「サイレントプライド」
×「グレイトジャーニー」
注「ピカレスクコート」
穴「デアリングハート」
◎「インセンティブガイ」の一撃。
言うまでもなく元々は強かった馬、前走を復活と決め打ち。
他、同じく復調を匂わせているG?ホース○『ロジック』に、
1番人気10連敗に歯止めを掛けたい出遅れ舞王▲「ダンスインザモア」、
ターフ連対率10割の4歳馬△「サイレントプライド」と、
昨年覇者×「グレイトジャーニー」と金子使者注「ピカレスクコート」に加え、
数少なき最強牝馬世代生存者穴「デアリングハート」の男共に一渇入れます一発まで。
あらゆる名手でも入着止まりだった斬「ブラックカフェ」、この騎手変はどうか。
斬「ニシノデュー」は大外枠を引いた時点でアウト。
■「大阪杯」
【難易度:三 ペース:M 正念場】
◎『メイショウサムソン』
○「シルクネクサス」
▲『コスモバルク』
△「タガノデンジャラス」
×「ホッコーソレソレー」
◎『メイショウサムソン』の意地。
昨秋は凡走を連発してファンを仰天させたが、体重の影響があったのも確か。
この馬がここで快走するか否かで今年の盛り上がりが掛かっている、頑張ってほしい。
あとは今シーズン比較的好調な阪神全敗○「シルクネクサス」と、
しっかり結果を出している【有馬記念】組から当然▲『コスモバルク』、
岩田乗り替わりで存在不気味な△「タガノデンジャラス」に加えて、
また出たお祭り野郎×「ホッコーソレソレー」の私は簡単には沈みません一発まで。
斬「シャドウゲイト」は期待した前走がビックリな不発、脚質が響いたとも思えない。
斬「アサカディフィート」。だって小牧太ですよ?
【ダービー卿CT】は15:35から、【大阪杯】はその10分後です。
【東の都に思うこと】
2007年3月30日 時の競馬列伝一、「人が冷たい」
これは俗にもよく言われる事ですが、比率は確かに高いんじゃないかと思います。
たとえば先日、前を歩いている人が10円玉を落としたので走って届けたら、
このくらい別にいいのに、という対応をされました。
あとスーパーでみじん切り野菜がパックからごっそり出てしまっていて、
それを主婦の皆さんが皆、見て見ぬふりをしていて(←これが一番びっくり)
耐えかねて店員に「あの、これ出てますけど」と言ったら
クレームと受け取られたのか「はあ…」と不機嫌そうに返されました。
私はストレートな非礼には全く腹を立てないので構わないのですが、
「神戸ではこうだったかな?」と思うことが多いです。
ニ、「パンがまずい」
言い換えると「普通つぶれるような店が堂々と生き残っている」という事です。
まあ人口密度ナンバーワンの都なので当然なのですが。
神戸にいた頃、私は「DONQ」と「リトルマーメイド」という
有名なパンの店を寵愛していたのですが、久々に食べたくなって
東京の「リトルマーメイド」まで足を伸ばしてみたのですが、味はもちろん、
形から同じチェーン店とは思えないイビツな品ばかり並んでいまして、
店員に「一度関西に行って学習された方がよろしいですよ」と
思わず言いそうになってしまいました、もちろん言いませんけど。
三、「汚い」
まだ神戸にいた頃、バイトの後輩に「大学を出たら東京に行く」と決意表明したら、
「あんな汚いトコよく行きますね」と真顔で言われるまで知らなかった私ですが、
さすがにここまでとは思っていませんでした。
確かに開発によって新しい建物は急速に増えてるのですが、
それをしのぐ勢いで急速に腐っていっている印象を受けます。
新しいものを求めすぎて古き良きものを全て棄ててしまった、
人も店も町もその末期形態を反映してしまっているような気がします。
良いことを一つも書いてませんでしたね、「便利」なことです。(それだけ)
【日経賞,毎日杯,マーチS’07】
2007年3月29日 時の競馬列伝―「日経賞’07」
【機は熟したり】
1着「ネヴァブション」 :牡4、北村、2:31.8、3番人気、上がり35.6秒
2着「トウショウナイト」◎ :牡6、武士沢、2:31.9、2人、35.6
3着「マツリダゴッホ」▲ :牡4、横典、2:32.0、1人、35.9
4着「アドマイヤタイトル」△ 5着「アドマイヤモナーク」 6着「インテレット」×
9着『フサイチパンドラ』○ 11着「トウカイワイルド」
馬連:780円 3連単:4530円
「ネヴァブション」差し切る。
3歳時とはかけ離れて強くなっていますね、特に長距離への適正が高そうです。
2着「トウショウナイト」は本来の先行ができなかったのが痛かった感。
9着女王『フサイチパンドラ』まで深刻とは言わないものの、
3着「マツリダゴッホ」は道中やや折り合いを欠いて惜敗に屈した印象。
なお6着「インテレット」は奇跡の好スタートからまさかの逃亡。
いますね、出だしが良いと調子に乗ってそのまま行っちゃう人。
―「毎日杯’07」
【覇熱惑星】
1着「ナムラマース」◎ :藤岡、1:48.0、1人、34.0
2着「ヒラボクロイヤル」○ :武幸、1:48.2、6人、34.1
3着「ニュービギニング」 :武豊、1:48.4、4人、33.9
4着「ブラックオリーブ」▲ 8着「タスカータソルテ」 9着「クレスコワールド」
馬連:820円 3連単:8860円
火星騎士「ナムラマース」の侵略。
大化け馬は結局誰も現れず、となるとこの馬の勝利も当然です。
「フサイチホウオー」、「アドマイヤオーラ」に次ぐ優等生というところでしょうか。
なお、2着に毎回安定している「ヒラボクロイヤル」。
「ホクレレ」といい、このタイプが今年のクラシックでは強いですね。
―「マーチS’07」
【絶音区】
1着「クワイエットデイ」 :牡7、角田、1:51.4、9人、38.2
2着「トーセンブライト」 :牡6、藤田、1:51.6、8人、38.9
3着「ヒカルウイッシュ」 :牡5、北村、1:51.6、4人、38.3
4着「ツムジカゼ」 :牡7、鮫島、1:52.0、3人、39.0
7着「トラストジュゲム」 8着「クーリンガー」 9着「ビッググラス」
馬連:15680円 3連単:306630円
「クワイエットデイ」の静勝。
この馬は『ネオユニヴァース』が勝った【きさらぎ賞】で穴人気していた、
という印象が未だに強いのですが、そこから4年も経っての重賞初制覇となりました。
なお1番人気「ビッググラス」は何事もなかったように消没。
何だかんだでこのレースは荒れますね。
善臣の保身コメントがしゃくに障ったので今日はこのくらいで。(笑顔)
【高松宮記念’07】
2007年3月25日 時の競馬列伝―『高松宮記念’07』
【真・転生の炎】
優勝「スズカフェニックス」○ :牡5、武豊、 1:08.9、1人、 34.6
2着「ペールギュント」 :牡5、上村洋行、 1:09.3、13人、34.8
3着「プリサイスマシーン」▲ :牡8、安藤勝己、 1:09.3、2人、 35.1
4着「ビーナスライン」× :牝6、秋山真一郎、1:09.4、11人、34.3
5着『オレハマッテルゼ』注 :牡7,後藤浩輝, 1:09.5,6人, 35.5
6着「マイネルスケルツィ」◎ 7着「エムオーウイナー」
8着「シーイズトウショウ」△ 9着「リキアイタイカン」
10着「タマモホットプレイ」 11着「ディバインシルバー」
12着「スピニングノアール」 13着「アンバージャック」
14着「サチノスイーティー」 15着「コスモフォーチュン」
16着「キーンランドスワン」 17着「スリーアベニュー」
18着「モンローブロンド」
単勝:450円 馬連:40250円 3連単:546450円
不死鳥「スズカフェニックス」が電撃界に贈る再生の炎。
道中7番手の先行策から、4コーナーで早くもまくり飛行、そして直線の独走。
これが真のスピードという制勝でした、豊サマのフォローも完璧でしたね。
この後は当然【安田記念】目標、2000mの好走歴もあり可能性を無限に感じさせます。
そして2着、桶狭間を恐怖のドン底に叩き落とした5歳馬「ペールギュント」。
決着後、私も慌てて馬柱を見直しましたが、もう買える要素なんてどこにも無いですね。
よくこれで13番人気もあったな、というのが素直な感想です。
3着の冷血者「プリサイスマシーン」は昨年から一つ着順を上げて堅実さを顕示。
この馬を見るといつも早々と引退した馬たちが悔しがっている姿が目に浮かびます。
出遅れシンガリ一気に出た「ビーナスライン」は勝者を上回る最速上がりを出し4着。
この馬場と流れでこれは凄いです、【函館SS】の一種の再現だったと思います。
『オレハマッテルゼ』は3着馬から計算すると、去年なら勝者に迫れた事になります。
パドックや返し馬でも戦意の衰退は明らかな5着。
その分「プリサイスマシーン」は凄いという事にもなりますが。
私が期待を一身に込めた優等生「マイネルスケルツィ」は無念の着外6着。
もう今期定番の言い訳に入りますが、率直に言って今年見た中でのワースト騎乗でした。
道中10番手というのも意味不明ですが、直線では進路を求めて、
外へ外へとさまよい、“前進”という基本的行為に出たのがラスト100m以降。
とはいえ悪いのは勿論この騎手を信じた私ですし、今後も教訓として刻むつもりです。
最後に8着「シーイズトウショウ」に苦言を呈しますと、
これだけ体重が激増してるのを陣営が一言も口に出さなかったのは問題だと思います。
私は夕刊紙の馬体診断で偶然知って難を逃れましたが、陣営は強気の一点張り。
1時間前の体重発表で悲鳴を上げた人は少なくなかったと思います。
以下の着順は小牧「エムオーウイナー」を初め、全てスプリント重賞の常連。
純正スプリンターたちが疾走していた【高松宮記念】を
思わず懐かしんでしまうのも無理はない結果になったと思います。
『ビリーヴ』が出てたら2馬身は固かったな…。(妄想)
【時の予想 ― 高松宮記念’07】
2007年3月24日 時の競馬列伝■『高松宮記念』
【難易度:八 ペース:H スプリンター < マイラー】
◎「マイネルスケルツィ」
○「スズカフェニックス」
▲「プリサイスマシーン」
△「シーイズトウショウ」
×「ビーナスライン」
注『オレハマッテルゼ』
電撃王座に優等生◎「マイネルスケルツィ」が滑り込む。
昨年の結果からも、今の電撃界はスプリント資質が必要とされない程度にまで低落した。
近3走を見る限り、この馬もマイラーとして顔が利くほど目覚しく成長している。
先行助長の雨、2連対の左回り、気性的にも距離短縮など全て歓迎し、最速王冠は戴く。
晴れれば◎だった炎鳥○「スズカフェニックス」だが、こうなった以上もう仕方がない。
前【阪急杯】ではおぼつかぬ他勢を壊滅寸前に追い込む脚を見せるなど、
この馬も今のマイル界を牽引できるレベルまで才能を伸ばしてきた。
問題は雨と枠、それでも最速上がりをマークする可能性はかなり高いと見ている。
昨年4着、今期怒濤のごとく稼ぎまくっている冷血者▲「プリサイスマシーン」だが、
今年は高齢馬の活躍が相次ぎ、水準低下が原因か明らかに情勢が変わってきている。
だが個人的に人気のある高齢馬は出来る限り信用しないと決めている。
G?でこそ、この持論は固く信じたい。
昨年3着△「シーイズトウショウ」は昨秋の電撃王『テイクオーバーターゲット』を、
【セントウルS】で吹っ飛ばしたように中京適正能力がもはや脅威の域に達している。
ただ引退手前の7歳牝馬、香港帰りの4ヶ月ぶり、さらには謎の激太り説など、
体調面に関して推せる要素がまるでない点がネック。
あとは勝算低いが雨で勢力図がシェイクされた時の保険の二頭。
▲と△を【函館SS】でカメラ映像から消滅させた事のある×「ビーナスライン」と、
衰え無ければ昨年度覇者注『オレハマッテルゼ』の左回りを待ってたぜ一発まで。
斬「アンバージャック」はここ2戦の負け方が極めて深刻。
もはや2走ボケなど体調面だけで言い訳しきれる度合ではない。
斬「エムオーウイナー」は前走をいかにも拾い勝ちした印象。
それ以前に、小牧太がG?を勝つなどという事は日本が突如海に沈んでもありえない。
他、斬「タマモホットプレイ」、斬「サチノスイーティー」、
斬「スピニングノアール」など千ニ適正があるだけで速くない馬たちは総勢カット。
今度は獲るゾ! 明日、電撃大戦【高松宮記念】は15:40開戦です!
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【時の予想 ― 日経賞,毎日杯’07】
2007年3月23日 時の競馬列伝■「日経賞」
【難易度:四 ペース:S 4歳馬たちの挑み】
◎「トウショウナイト」
○『フサイチパンドラ』
▲「マツリダゴッホ」
△「アドマイヤタイトル」
×「インテレット」
◎「トウショウナイト」にすがる。
このコースはとにかく得意、安定した先行力でそう簡単には崩れない。
牝馬には厳しい距離だが、女王○『フサイチパンドラ』なら突破可能。
昨年は2000m以上のG?で活躍し続けた、後はスローで気性難が再発しなければ。
▲「マツリダゴッホ」も今回は折り合いがポイント。
乱ペースに乗った前回に対し今回は距離延長にスロー濃厚、果たして耐えられるか。
復帰してから別馬のごとく走り出した△「アドマイヤタイトル」だが、
倒した相手も決して弱くなく、例年条件馬がよく絡むここはマーク。
最後は距離延歓迎、知能犯×「インテレット」の出遅れませんよ今回は(笑)一発まで。
斬「エリモエクスパイア」は前走健闘だがこの路線となると話は別、テン乗り蛯名も微妙。
斬「ネヴァブション」は何となく3流に落ち着きそうなイメージ。
■「毎日杯」
【難易度:六 ペース:M 別名:ヒモ荒れ重賞】
◎「ナムラマース」
○「ヒラボクロイヤル」
▲「ブラックオリーブ」
△「コートユーフォリア」
×「メトロシュタイン」
注「マイネルヘンリー」
◎「ナムラマース」が差す。
伊達に重賞を3戦してワイドを一度も外していない。
メンバーから一頭大化けする馬が出ても、2着を死守できる力はある。
後は条件馬ぞろいで実力均衡につき、極力人気薄を意識。
堅実に差す○「ヒラボクロイヤル」に、中山苦手な安勝▲「ブラックオリーブ」。
前残りを狙う△「コートユーフォリア」と×「メトロシュタイン」に加えて、
ラストは注「マイネルヘンリー」の藤田伸二、ただいま帰りました一発まで。
斬「ニュービギニング」は一戦を追うごとにトーンダウン、早くも終わりつつある。
斬「クレスコワールド」は池添騎手のテン乗りがあまり好走のイメージに結びつかない。
斬「タスカータソルテ」は前走伸びなさすぎの印象、今回も脚質的に厳しい。
【日経賞】は15:40から、【毎日杯】は15:45からです、変な時間配分…。
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妙な夢を見た。
教室に一人、柄の悪い男が入ってきて女教師の授業を妨害するという夢だ。
彼女は私の通っていた大学の非常勤講師だったが、なぜか舞台は高校の教室だった。
そして男はなぜか「Dragon Ash」のボーカルだった。
彼が女教師に暴言を吐き続けている間は、私も他の生徒と同じように静観していたが、
彼が彼女に平手打ちを加えた瞬間、私は即座に立ち上がって彼を取り押さえた。
翌日、彼は学校側から停学処分を受けたが、
なぜかその日からクラスメートの半分が彼の柄の悪い友人たちに変わっていた。
皆で降谷建志を押さえつけた男を探し出し、報復するのだという。
夢はその男が私だとバレた瞬間に覚めたが、私は心から「助かった」と思った。
もし現実に生きている私ならあんな事はしなかっただろう。
彼女を以前一番傷つけた私が、まだ罪悪感を抱いているという証拠なのだろうか。
東京に出て一年になる。
部屋の近くの桜のつぼみがそれを物語っている。
おそらくこの一年は、最も一人でいる時間が長かった一年になってしまった。
一人でいると自ずと増えてしまうのが、過去の回想である。
そしてその殆どが己の過ちであり、良い思い出など自ら探り出さない限り殆ど出てこない。
ひどい人間だったと思う、自分が完全な大人だと勘違いしながら生きてきた。
そのせいで本当に大人を目指すレースから私は取り残されてしまった。
今からでも間に合うだろうか、私はもう、あの頃の醜い自分には戻りたくない。
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【変身 − 東野圭吾】
2007年3月21日 時の芸術鑑賞(Skate)「君を愛したいのに、愛する気持ちが消えてゆく・・・」
頭部を銃撃され、世界初の脳移植手術を受ける事になった青年・成瀬純一。
退院し、以前の平凡な暮らしを取り戻していく彼を、徐々に異常な変化が襲い始める。
思想の変容、自我の崩壊、衝動が生む凶行、恋人への愛の喪失。
そしてついにドナーの正体を突き止めた純一は、恐ろしい真実に直面する。
読み終えた後、この小説のことが1週間くらい頭を離れませんでした。
もう次の小説に取り掛かっているのにまた読み返してしまったり、夢にまで見たり。
これが久々に味わった「感動」だったと思います。
ミステリー界の重鎮・東野圭吾の16年前の作品ですが、
読者心理に先回りするような展開と、人間心理をえぐり出すような描写が魅力です。
理系出身という事でやや語彙の巧みさを欠く印象もありますが、その分読みやすくて、
普段あまり読書しない方をも、あっさりと文学界に引き込む力を持っていると思います。
そしてこの『変身』ですが、
「脳医学」という理系分野にテーマを置きつつも内容は全く難しいものではなく、
本質は「人間の生き様」に焦点を当てて描かれたミステリードラマです。
主人公の純一が豹変していくさまは終盤に差し掛かるほど速度を増し、
その転落をどうにか食い止めようとする恋人・恵の尽力が最も心に残りました。
これ以上詳細は記述できませんが、心に残る場面を一つだけ記載しておきます。
凶暴さを増す主人公・成瀬純一の元を、心優しき恋人・恵が去るシーンです。
―――――――――――――――
次の日、俺は恵を駅まで見送りに行った。
ホームで二人並んだ時、俺は成瀬純一であれば
当然言うであろう言葉を掛けるべきかどうか迷っていた。
「行かないでくれ」といえば、彼女は安心するだろうか。
しかし彼女を自分の元に引きとめて、一体どういう未来を描けばいいというのだ。
恵は電車に乗り込み、こちらを向いた、今までに見た事もないほど悲しい表情だった。
他にも「宿命」、「同級生」という東野作品を読みましたがどれも純粋に楽しめるものでした。
しばらく彼の作品を一気に読み進めていくことになりそうです。
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【書物たちの扇翼 (加筆版)】
2007年3月20日 時の芸術鑑賞(Skate)―【最近読んだ本・面白かったランキング】
第一位,『変身』 東野圭吾
第二位,『長崎乱楽坂』 吉田修一
第三位,『パレード』 吉田修一
第四位,『鼻』 芥川龍之介
第五位,『宿命』 東野圭吾
第六位,『羅生門』 芥川龍之介
第七位,『仮面の告白』 三島由紀夫
第八位,『同級生』 東野圭吾
リタイア、『東京タワー』 江国香織
何でも格付けしてしまうのが私の嗜好なのであしからず。
『羅生門』・『仮面の告白』という歴史的名作を下位にしてしまった点もあしからず。
ちなみに最下位『東京タワー』はリリー・フランキーではない人の小説ですが、
あまりに稚拙な文章と内容で、目を通さずに購入した事を後悔しました。
これが「今読みたい文庫本・第2位」になっているからただただ驚きです。
さて最近は吉田修一という新鋭の作家にはまっていまして、
『長崎乱楽坂』というかなりツボな作品に出会ってこれが一位の予定だったのですが、
それをあっさり抜く凄い小説に出会ってしまい、驚きました。
その東野圭吾『変身』についてはまた明日。
―――――――――――――――加筆版
第七位,『仮面の告白』
ここを開館して最初に取り上げたのがこの三島先生の作品でしたね。
ただこれは小説というよりは自伝的な内容で、読破にやや時間を要しました。
しかし早熟と言われた三島の若き日の告白でもあり、興味深い内容だといえます。
この作品を読む限り、世に認識されている通り彼は間違いなく同性愛者でしょうね。
それを血縁者たちが必死に否定し続けているというから滑稽なお話です。
第四位,『鼻』
文豪の頂点に君臨する芥川先生の作品です。
とにかく一話一話が短くてこの小説はたった14pしかありません。
衝撃的なのが話の途中で「ところで著者は先ほど〜と書いたが・・・」など
世界観を自らぶっ壊すような言葉がいきなり出てくる点です。
著者は当然ハンサムですが、主人公はなぜか激しいコンプレックスを抱えた人ばかり。
すごく変わった方だったんでしょうね、一度お会いしたいです。
第二位,『長崎乱楽坂』
今、注目している作家で、ここで数行でまとめるのは惜しいのでやめておきます。
少し知名度が低い印象を受けますが、芥川賞作家です。
ややハゲ気味ですが顔は端整で、現代では貴重なイケメン作家だと思います。
何しろいい小説は、愛に詳しい人間しか書けませんからね。
内容が薄すぎたので加筆しました。(ニコニコ)
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