<時の予想 ― 東京スポーツ杯2歳S’08>
2008年11月21日 時の競馬列伝◆「東京スポーツ杯2歳S」
【難易度:八 ペース:H 前残り傾向】
◎「ブレイクランアウト」
○「スズカワグナー」
▲「ヒラボクエクセル」
△「ナカヤマフェスタ」
×「バックハウス」
注「マッハヴェロシティ」
◎「ブレイクランアウト」の逆襲。
前走直線で4番手からビリまで追い込まれる特大不利、しかしそこから爆追して僅差4着。
まともならどこまでやれるか見てみたい、不利を演出した犯人ユタカ様の手腕にも期待。
後は昨年同様荒れる気配が強い、安定脚質で2戦全勝の○「スズカワグナー」と、
同じコースを快勝してきたSウィーク産駒▲「ヒラボクエクセル」。
△「ナカヤマフェスタ」も1勝馬だが昨年覇者と経歴酷似、Sゴールドの血力にも期待。
他、初戦惨敗もルメールに託すユニヴァース産駒×「バックハウス」と、
ラストは前走期待を大いに裏切った注「マッハヴェロシティ」の良ならやれるゾ一発まで。
斬「ダノンカモン、ピサノシンボル」は初年まさかの重賞1勝に終わったSクリ産駒。
しかもその1勝も完全なマグレ、今年も自信を持ってバサバサ斬り続けたい。
明日【東スポ杯】は15:30、なお月曜【福島記念】は予想回避しますが、
今度は逃げれそうなホープ三浦◎『シャドウゲイト』に期待しています。
<京王杯2歳S’08>
2008年11月17日 時の競馬列伝―「京王杯2歳S」
【Handred Score Escape】
1着「ゲットフルマークス」 :四位、1:21.6、上34.1秒、14番人気
2着「フィフスペトル」穴 :三浦、1:21.8、上33.8秒、1人
3着「エイシンタイガー」○:内田、1:21.8、上33.8秒、3人
4着「トップカミング」 :蛯名、1:22.1、上33.9秒、5人
5着「ダブルレインボー」△ 7着「ナンヨーアイドル」◎ 10着「スパラート」
馬連:11210円 3連単:156340円
「ゲットフルマークス」が止まらない。
千四にも関わらず千通過58.8秒という超スローでしたが、余裕を持って逃走完了。
【ファンタジーS】に続く、千二経験しかないブービー人気馬の勝因は未だ不明です。
2着に三浦皇成の函館王子「フィフスペトル」。
距離延もクリアしてなかなか良好のレース、キンカメ産駒の株もじわじわ上昇中です。
上がり2位で追った3着「エイシンタイガー」は【新潟2歳S】4着馬、
4着「トップカミング」は【デイリー杯2歳S】7着馬と各レースLVがやや見えてきました。
注目すべくは上がりダントツの33.4秒で猛追した5着「ダブルレインボー」。
この馬が3着した【いちょうS】からは来週何頭か出ますからね、警戒を怠れません。
他、本命「ナンヨーアイドル」は発走トラブルから斜行などややカチンと来る内容で7着。
2番人気「スパラート」は10着完敗で【芙蓉S】の株を大幅に下げました。
しかし【ファンタジーS】に続きこのレースも千二経験しかない馬のワンツー。
正直言ってレベルが低い気がするのですが、これが本番にどう繋がっていくでしょう。
<エリザベス女王杯’08>
2008年11月16日 時の競馬列伝その淋しげな花束を抱えた少女の微笑は
雨を消し、陽を呼び、道を遥かに開かせた
眺める姫も女神もうつむきこう呟くしかない
「やっぱり若い子には勝てないわ」・・・と
―『第33回・エリザベス女王杯』
【All Sweets and All Bitters】
優勝「リトルアマポーラ」 △:牝3、ルメール、2:12.1、34.4、4人気
2着『カワカミプリンセス』◎:牝5,横山,2:12.3,34.5,1番人気
3着「ベッラレイア」○ :牝4、秋山、2:12.4、34.4、2番人気
4着「マイネレーツェル」 :牝3、川田、2:12.8、34.9、14番人気
5着「レインダンス」 :牝4、武幸、2:12.8、34.7、9番人気
6着「ムードインディゴ」 7着「アルコセニョーラ」
8着「レッドアゲート」 9着「アスクデピュティ」穴
10着「トレラピッド」▲ 11着「トウカイルナ」
12着『レジネッタ』 13着「エフティマイア」
14着「ビエンナーレ」注 15着「ピサノジュバン」
16着「フェアブリーズ」 17着「コスモプラチナ」× 中止「ポルトフィーノ」
単勝:1320円 馬連:1010円 3連単:12690円
花は静かに咲き誇る・・・「リトルアマポーラ」戴冠。
強豪に先んじて5番手から上がり第2位で進出、他を全く寄せ付けず勝利を決めました。
ルメール騎手の騎乗が素晴らしかった事に加え、何と言っても素質が花開いたという印象。
特にこのメンバーを3歳で完封した事実は、未来に向けての確かな功績となります。
逆にあのクラシック全敗は何だったのでしょう、今後目が離せないタキオンの新星です。
そして無念、2着『カワカミプリンセス』、まさに若い娘に出し抜かれた印象。
狙撃してきた3着馬を止めた所はさすがですが、横典騎手も勝ち馬にはお手上げの様子。
その3着馬「ベッラレイア」は、晴天には恵まれたものの前走に引き続き、
全盛期と比べこの切れ味では不満ですね、果たして今後『ウオッカ』達に追いつけるのか。
後は大きく離れましたが、4着「マイネレーツェル」。
前走軸にした時はきっぱり凡走してましたが、差す時と沈む時の差が著しいです。
5着「レインダンス」も復調、ただ一時『ウオッカ』に先着した頃を考えるとまだまだ。
他、6着「ムードインディゴ」、秋華賞馬にとってもあまり嬉しくない着外。
10着「トレラピッド」やブービー「フェアブリーズ」など外国馬は引き続きの不振、
ただ14、16着「ビエンナーレ、コスモプラチナ」と同様に晴天だった事は予想外でした。
そして8、12、13着「レッドアゲート、レジネッタ、エフティマイア」など、
3歳勢は揃って壊滅、確かに前兆はありましたが勝ち馬の異質さを象徴していますね。
最後にある意味1着だったスタート落馬、豊サマ「ポルトフィーノ」。
あれだけ逸走しまくって最先着なら力はあるのでは、ともかく騎手が無事で何よりです。
雨予想をしたせいで印を大分余計に使ってしまいました。
ただ晴れ予想だと◎「ベッラ」の予定だったので助かったといえば助かりました。(爆破)
<時の予想 ― エリザベス女王杯’08>
2008年11月15日 時の競馬列伝Ⅰ,【スプリンターズS】○ :催眠騎士◎「スリープレスナイト」、夢界への誘ない
Ⅱ,【秋華賞】× :◎「エフティマイア」が包み込む
Ⅲ,【菊花賞】× :◎「ナムラクレセント」が淀に描く三日月曲線のVロード
Ⅳ,【天皇賞】○ :◎『ウオッカ』・・・・・・
Ⅴ,【女王杯】 : ? ? ?
Ⅵ,【マイルS】 :斬裂淑女「ブルーメンブラット」 VS 裏切紳士「カンパニー」
Ⅶ,【JC】 :青空王子『ディープスカイ』 VS 真龍騎士『オウケンブルースリ』
Ⅷ,【JCD】 :緋紅騎士『ヴァーミリアン』 VS 電雷王者『カネヒキリ』
◆『エリザベス女王杯』
【難易度:八 ペース:M 雨】
◎『カワカミプリンセス』
○「ベッラレイア」
▲「トレラピッド」
△「リトルアマポーラ」
×「コスモプラチナ」
注「ビエンナーレ」
穴「アスクデピュティ」
淀は◎『カワカミプリンセス』が支配する。
能力は疑う事なしにナンバーワン、そして極めつけはライバルを襲撃する降雨。
完全にVへのお膳立ては整った、自分の競馬をすれば二年越しの女王杯が見える。
かつては『ウオッカ,スカーレット』らと共に3強とされた○「ベッラレイア」。
それだけに底力に関しては本命馬を凌ぐ評価を付けてもいいが、やはり雨がどう出るか。
徐々に力を戻してきてはいるが、前走の上がり第2位ではまだ不満。
後は出来るだけ3歳馬を避けつつ、雨で残りそうな馬を追尾したい。
仏馬▲「トレラピッド」は日本に抜け目の多い今年は怖い、道悪と軽量はチャンス。
△「リトルアマポーラ」は3歳馬だが実力の得体が知れない、何よりルメールが脅威。
他、確実に逃げるであろうスコール頼みの5歳馬×「コスモプラチナ」と、
こちらも先行予定の荒れ馬場巧者注「ビエンナーレ」。
最後は6連続上がり首位を放った穴「アスクデピュティ」の岩田先行ヨロシク一発まで。
斬「レインダンス」は「ベッラレイア」以上に雨が駄目、今日は天に見離された。
斬『レジネッタ、ムードインディゴ』など3歳馬は【クイーンS】で無名の古馬に苦戦。
【NIKKEI杯】で完敗した「プロヴィナージュ」にも走られて世代レベルが完全に疑問。
斬「ポルトフィーノ」は豊サマや血統など力以外の線で人気が先行しすぎ、買う余裕なし。
稍重でしょうか…本日【エリザベス女王杯】は15:40発走です。
<時の予想 ― 京王杯2歳S’08>
2008年11月14日 時の競馬列伝◆「京王杯2歳S」
【難易度:十 ペース:M 横一線】
◎「ナンヨーアイドル」
○「エイシンタイガー」
▲「スパラート」
△「ダブルレインボー」
×「スズノハミルトン」
注「エイブルインレース」
穴「フィフスペトル」
牝馬じゃないよ◎「ナンヨーアイドル」。
中心不在の今年なら未勝利勝ちでも通じるはず、札幌抜け&キンカメ産駒で勝負。
後は何を基準に選べばよいのやらの大混戦、【新潟2歳S】4着○「エイシンタイガー」と、
【芙蓉S】を上がりダントツで追い込んで高評価の▲「スパラート」。
△「ダブルレインボー」もキンカメ産駒、名門【いちょうS】を好戦し虎視眈々。
他、千四専用とみなし「アディアフォーン」を一応倒している×「スズノハミルトン」と、
地方牝馬でも芝実績あるフジキセキ産駒注「エイブルインレース」に、
最後は穴じゃないけど穴「フィフスペトル」の皇成クンを辞書登録したよ一発まで。
斬「パドブレ」は前走倒した相手が次走次々と凡走、そもそもこのレース牝馬が来ない。
では本日【京王杯2歳S】は15:30発走です。
なお明日の【女王杯】は雨の様子を見るため予想がギリギリになるかもしれません。
<武蔵野S,ARG共和国杯,ファンタジーS’08>
2008年11月9日 時の競馬列伝―「武蔵野S」
【Full-blown】
1着「キクノサリーレ」 :牡3、後藤、1:36.0、上がり36.4秒、5番人気
2着『サンライズバッカス』△:牡6,佐藤哲,1:36.1、上36.1秒、4人
3着「ユビキタス」◎ :牡3、安藤勝、1:36.2、上36.8秒、1人
4着「カルナバリート」▲ :牡5、内田博、1:36.3、上36.7秒、8人
5着「トーセンブライト」穴 6着「タケミカヅチ」 9着『カネヒキリ』
馬連:3970円 3連単:20890円
「キクノサリーレ」、すり抜けて4連勝。
上がり3位で一団を食い止め優勝、強靭3歳ダート勢からまた新たな精鋭が出現しました。
しかし条件戦抜けたてでここを制すとは驚きです、距離も延びて良いので本番が楽しみ。
2着に早目に推進した天馬『サンライズバッカス』。
ペース遅すぎず条件も万全でしたね、ちょっと△は薄すぎだったと反省。
本命「ユビキタス」は健闘も井の中の蛙だった印象で、単1.7はいきすぎでしたか。
他4着に先行した「カルナバリート」、5着に去年から2ランクダウン「トーセンブライト」。
6着「タケミカヅチ」は調教師が少し吠えすぎましたね、全く駄目ではないですが。
最後に9着の元王者『カネヒキリ』は0.6秒差なら今後に光が見えたと言えそうです。
―「アルゼンチン共和国杯」
【Tomorrow is the another day】
1着「スクリーンヒーロー」○:牡4、53、蛯名、2:30.8、上33.7秒、3人
2着「ジャガーメイル」 :牡4、56、石橋、2:31.0、上33.4秒、2人
3着「アルナスライン」◎ :牡4、58、内田、2:31.0、上33.6秒、1人
4着『テイエムプリキュア』 :牝5,49,石神,2:31.2,上36.4秒,12人
5着「ダンスアジョイ」注 6着「ネヴァブション」 9着「トウカイトリック」
馬連:1500円 3連単:10090円
大画面に映ったぜ「スクリーンヒーロー」。
5番手から速攻で仕掛けると上がり33.7秒を噴射して追撃団を完封。
斤量的に次はどうかと思いますが、今回は内枠と展開をうまく使って決めてきましたね。
上がり馬の中で人気最高だった「ジャガーメイル」は2着まで。
今回も上がり最速で末脚の鋭さが目立ちます、今後も目が離せない一頭でしょう。
そして1番人気「アルナスライン」は3着取りこぼし。
前にも後ろにも完敗、この調子だと次走【ジャパンカップ】へは胸を張っていけない印象。
他、たまに着内に粘り込む懐かしの2歳女王『テイエムプリキュア』が4着。
5着「ダンスアジョイ」は鬼脚放出も無念、「ネヴァブション」はさすが重賞馬の6着。
なお復調していた「メイショウカチドキ」は何と最下位、長期休養明けはこれが怖いです。
―「ファンタジーS」
【HeKiReKi】
1着「イナズマアマリリス」:池添、1:23.7、上34.5秒、13人
2着「ワンカラット」× :藤岡佑、1:23.7、上34.3秒、5人
3着「アディアフォーン」 :安藤勝、1:23.7、上34.7秒、2人
4着「ワイドサファイア」◎:福永、1:23.8、上34.5秒、1人
5着「ルシュクル」 10着「ナムラミーティア」 11着「ツルマルハロー」
馬連:20880円 3連単:294430円
ブービー人気「イナズマアマリリス」が緊急投下。
猛烈な叩き合いに発展した少女戦争を、3番手からするすると制圧。
終わって初めて見ましたが、戦績は芝で2連対中とそこまで悪かったわけではないですね。
ただ父スエヒロコマンダーや、3走前【浦河商工会議所青年部】など突っ込み所が満載。
2着に上がり最速で差してきた5番人気「ワンカラット」。
【小倉2歳S】も最速でしたが、千二実績しかない馬のワンツーというのは初めて見ました。
3着にダンダーク産駒「アディアフォーン」、この産駒の2歳重賞Vと言えば、
実は「ファストタテヤマ」しかないんですよね、となるとこの馬の今後は案外有望なのでは。
そして、単1.6倍の栄光を真顔で蹴り飛ばした「ワイドサファイヤ」は4着。
出遅れから道中暴走と展開最悪でしたから力は確かですね、ただ次走は危ない人気馬か。
他、「コウエイハート、シルクナデシコ、ナムラミーティア」など千二系は一斉に退陣。
とにかく本番の様相が全く見えてきませんね、これは来月デカイのが出るかもしれません。
全部1番人気から行ったのに見事壊滅しましたね。(泡吹)
そして来週からなんとGⅠ7連戦、何とか集中力を維持して頑張りマース・・・。
<時の予想 ― 武蔵野S,ARG共和国杯,ファンタジーS’08>
2008年11月8日 時の競馬列伝◆「武蔵野S」
【難易度:七 ペース:S 前残り警戒】
◎「ユビキタス」
○「エスケーカントリー」
▲「カルナバリート」
△『サンライズバッカス』
×「ベルモントプロテア」
注「アドマイヤスバル」
穴「トーセンブライト」
◎「ユビキタス」が応戦する。
先行馬極少で前残りのチャンス、月曜健闘した同級『サクセスブロッケン』の波に乗りたい。
後は人気薄にバラまく、ペース気になるが府中での切れ味有能○「エスケーカントリー」と、
連勝してきた侮れないウッチー先行馬▲「カルナバリート」。
△『サンライズバッカス』はやはり展開が難、設定万全だが少なくともMペースは欲しい。
他、外枠からの食い込みを狙う唯一の牝馬で最後の先行馬×「ベルモントプロテア」に、
東京ではまず失態を犯さない注「アドマイヤスバル」。
ラストは昨年さりげなく3着に滑り込んだ穴「トーセンブライト」に一応警戒網を敷く。
斬『カネヒキリ』は勿論応援したい一頭だが、かなり無理のある出走という情報が多い。
斬「タケミカヅチ」は砂で化ける噂が飛んでいるが、芝でもさほど大した事なかった印象。
◆「ARG共和国杯 (日曜)」
【難易度:七 ペース:S 上がり馬の猛攻】
◎「アルナスライン」
○「スクリーンヒーロー」
▲「メイショウカチドキ」
△「トウショウシロッコ」
×「マンハッタンスカイ」
注「ダンスアジョイ」
出掛けるので日曜分も一気に予想◎「アルナスライン」。
前走は何かの間違い、府中なら信頼度はかなり高く58kgでも問題なしに獲れるはず。
後は伏兵軍団へ、内枠を利して連に掛かりたい蛯名○「スクリーンヒーロー」と、
徐々に上昇曲線を描く見逃せない8歳馬▲「メイショウカチドキ」。
△「トウショウシロッコ」は距離微妙だが枠は良く、【オールカマー】3着が高評価。
他、近走不振でも左回りでの変身を想定しての×「マンハッタンスカイ」と、
ラストは去年本命だった注「ダンスアジョイ」の気が向けば飛んできます一発まで。
斬「ジャガーメイル」は買うと配当が厳しくなる、石橋脩が何かやらかす線に賭けたい。
斬「トウカイトリック、キングアーサー」などこの混戦で外枠は痛い。
◆「ファンタジーS (日曜)」
【難易度:三 ペース:M 意外と荒れない】
◎「ワイドサファイヤ」
○「ナムラミーティア」
▲「シルクナデシコ」
△「コウエイハート」
×「ワンカラット」
◎「ワイドサファイヤ」の評判に乗る。
パターンとしては『スイープ、ラインクラフト』系、この場合本番はコケてもここは大体勝つ。
相手は控え目に、バクシン産駒だけに距離延微妙も素質ある○「ナムラミーティア」。
▲「シルクナデシコ」は前走上がり最速、フジキセキ産駒なら千四も適応可能。
最後は【小倉2歳S】で見事2着のバブルガム産駒△「コウエイハート」と、
残念5着も次走【デイリー杯】で好戦×「ワンカラット」の内を攻めます一発まで。
斬「アディアフォーン」は安定感目立つが、この時期のダンダーク産駒は軽視してOK。
斬「ツルマルハロー」は結果が出ない割に人気だけは稼ぐダート1勝馬、パス。
相手は基本人気薄なのですが、軸は全部1番人気になってしまいました。
本日【武蔵野S】は15:30、【ARG】が明日15:35で【ファンタジー】が45分です。
―「スワンS」
【Spinning Guider】
1着「マイネルレーニア」△ :牡4、佐藤、1:19.9、上がり34.5秒、5人
2着「ローレルゲレイロ」 :牡4、四位、1:20.0、上34.1 秒、3人
3着「ジョリーダンス」 :牝7、岩田、1:20.1、上34.0秒、8人
4着『スズカフェニックス』▲:牡6、横典、1:20.2、上34.1秒、1人
5着『ファイングレイン』○ 8着「ファリダット」◎ 9着「カノヤザクラ」注
馬連:3530円 3連単:88490円
「マイネルレーニア」高速回転。
Sペース逃走から直線防衛、なだれ込む後方勢を冷静に受け止めて勝利を決めました
2歳時にマイネル丼を決めてから存在希薄でしたが、近走逃げた時の勢いが顕著です。
2着に高松以来の「ローレルゲレイロ」。
7ヶ月ぶりでどうかと思いましたが走りますね、次走【マイルS】でも侮れない存在。
意外な3着が7歳馬「ジョリーダンス」。
約1年ぶりの複勝圏、ダンダーク産駒だけにそう簡単には衰えないという事でしょうか。
まくった4着『スズカフェニックス』は追い込み届かず、この調子で次走大丈夫か。
5着『ファイングレイン』は徐々にですが復調、来春辺りちょうどピークになるのでは。
最後に8着「ファリダット」ですが、完璧に負けてしまいましたね。
個人的にはさほど必死に応援してるわけではないですが、なぜか人気を得てしまうため、
負けた時に異様な「やっちゃった感」が充満するのが辛いです、次はスプリントでしょうか。
なお今週から永らくお休みしていた【イーストロード】を再開させます。
前編終了まで残り3話、このGⅠ谷間の間に何とか終わらせます。(必死)
<秋の天皇賞’08>
2008年11月2日 時の競馬列伝雲と陽と風の論議と共に空の色彩が変容する
青から赤へ、赤から黄からへ、また黄から赤へ
だが色が混じり、紫、橙になる事は決して無い
業を煮やした天が最後に選んだ一つの色は…
―『第138回・秋の天皇賞』
【The Yellow Champion】
優勝『ウオッカ』◎ :牝4,武豊, 1:57.2,上34.4,1人気
2着『ダイワスカーレット』▲:牝4,安藤勝己,1:57.2,上35.2,2人気
3着『ディープスカイ』○ :牡3,四位洋文,1:57.2,上34.5,3人気
4着「カンパニー」 :牡7、横山典弘、1:57.2、上33.5、11人気
5着「エアシェイディ」 :牡7、後藤浩輝、1:57.3、上34.4、8人気
6着「サクラメガワンダー」× 7着「オースミグラスワン」
8着『アサクサキングス』△ 9着「キングストレイル」
10着『ドリームジャーニー』 11着「アドマイヤフジ」
12着「アドマイヤモナーク」 13着「エリモハリアー」
14着「ポップロック」 15着「ハイアーゲーム」
16着「トーセンキャプテン」 17着「タスカータソルテ」
単勝:270円 馬連:550円 3連単:3250円
女優駿『ウオッカ』VS美令嬢『ダイワスカーレット』・・・世紀の激突。
凄まじいスピードで逃走する『ダイワスカーレット』を好位から『ウオッカ』が襲撃。
しかし、突如息を吹き返した『ダイワスカーレット』が決勝点寸前でまさかの反撃。
長きに渡る写真判定の末、大方の予想とは逆に『ウオッカ』の差しが確定とされました。
もはやどっちが強いかという感じではなかったですね、どっちが勝つのかという感じで。
レコードは極限の1分57秒2、これは久々に凄いのを見ました、本当に凄い牝馬です。
そして武豊騎手おめでとうございます、8ヶ月ぶりのGⅠ制覇だけに喜びも極限でしょう。
しかし株を最も上げたのはやはり2着『ダイワスカーレット』。
7ヶ月ぶりの超ハイペースで初東京、今まで色々とケチをつけてきた人々は一斉に沈黙。
もうこの一戦だけで史上最強の称号を贈ってもいいくらいですね、次走【有馬記念】も期待。
そして忘れてはいけない本年度ダービー馬『ディープスカイ』の3着。
先行き明るいですね、完敗はしましたが3歳馬でこの結果なら文句はないでしょう。
『オウケンブルースリ』共々、【JC】以降が非常に楽しみになりました。
ややびっくりしたのが4着「カンパニー」、上がり断突の33.5秒を放出。
もし内枠だったら3強をまとめて刺していたかもしれません、【マイルS】も手中に収めたか。
5着も7歳の「エアシェイディ」。
専門家で推している方が多かったので気になったのですが、府中で侮れないSS産駒です。
以下は手短に6着「サクラメガワンダー」も健闘、ただGⅠでは引き続き厳しいか。
7着「オースミグラスワン」は展開向くも完敗、しかしメンツ的には頑張ってます。
唯一影を落とすのが8着『アサクサキングス』を始め4歳牡馬の完全滅ですね。
去年【4牝強靭論】を出した時に、これは牝馬が強いのか牡馬が弱いのかどっちだろう?
と迷っていたのですが結論は出ました、どっちもアタリですね。
牝馬はもちろん年下にも完敗してるわけですから、今後期待するのは難しいでしょう。
ただ3歳馬も『スカイ&ブルースリ』で持っているのが現状、とにかく故障は嫌ですね。
本当にいいレースでしたね。
これに『サムソン、ゴッホ、ブルースリ』が混じる【JC】はさらに楽しみになりそうです。
<時の予想 ― 秋の天皇賞’08>
2008年11月1日 時の競馬列伝Ⅰ,【スプリンターズS】○ :催眠騎士◎「スリープレスナイト」、夢界への誘ない
Ⅱ,【秋華賞】× :◎「エフティマイア」が包み込む
Ⅲ,【菊花賞】× :◎「ナムラクレセント」が淀に描く三日月曲線のVロード
Ⅳ,【天皇賞】 : ? ? ?
Ⅴ,【女王杯】 :淀に出現した負の黒印『ブラックエンブレム』、恐怖の神通力
Ⅵ,【マイルS】 :まさかのシナリオ総崩れ、そのとき大砲台「マルカシェンク」は・・・
Ⅶ,【JC】 :能天気で行こう!お騒がせ男『マツリダゴッホ』の府中(秘)珍道中
◆『天皇賞・秋』
【難易度:六 ペース:H 三つ巴だが・・・】
◎『ウオッカ』
○『ディープスカイ』
▲『ダイワスカーレット』
△『アサクサキングス』
×「サクラメガワンダー」
◎『ウオッカ』・・・・・・。
簡潔に言って7ヶ月ぶりでもなければ、能力不明の3歳馬でもない。
条件・実力共に間違いなくナンバーワン、折り合いはここ一年を見る限り心配はないと見る。
続く3強は青空優駿○『ディープスカイ』。
府中2000の舞台設定は絶好、3歳馬の中でも素質は言うまでもなくズ抜けている。
ただ世代レベルがやはり不明、井の中の蛙の線もあるが、差してくるイメージも大いにある。
最後に美令嬢▲『ダイワスカーレット』、これまで競走の中では条件が一番悪い。
ただ圧倒的な防衛力を誇る連対クイーン、そこに敬意を表しても▲までが限界。
世間は3強ムードで一致しているがこれに乗るのは危険、穴は各所に開いている。
というわけで刺客第一号△『アサクサキングス』、【大阪杯】3着が何と言っても光る。
古豪が揃っていた本年GⅠでは及第点の成績、モタれ癖を完封できる府中最内では買い。
ラストは全体水準の低下に乗じてか今年に入って功績を伸ばしている内枠福永、
刺客第二号×「サクラメガワンダー」の牝馬と3歳馬なら上手く丸めてみます一発まで。
斬「カンパニー」は正直×で迷ったが、外枠・年齢・前走激ヤセで寸前カット。
斬「タスカータソルテ」は前走はフロックと推定、3着馬も後にド墜落を起こした。
斬『ドリームジャーニー』は枠がきつい、絶好調もGⅢのお話でここは後退濃厚。
斬「オースミグラスワン」はやはり東京であの脚は期待できないか、来たらかなり凹む。
まあ今年も揃ってみれば微妙なメンバーだったという事で・・・
由緒正しきGⅠ【秋の天皇賞】は明日15:40発走します。
<時の予想 ― スワンS’08>
2008年10月31日 時の競馬列伝◆「スワンS」
【難易度:五 ペース:M 決断の時】
◎「ファリダット」
○『ファイングレイン』
▲『スズカフェニックス』
△「マイネルレーニア」
×「トウショウカレッジ」
注「カノヤザクラ」
◎「ファリダット」でもう一度。
毎度のごとく過剰人気している点が鼻につくが、こちらもそう簡単には手離せない。
ただ今年は◎愛馬にすると必ず裏目に出ているので、ここで駄目なら本当に次は考える。
◎愛馬にした時に異様な連対率を誇る○、今回は○『ファイングレイン』にプレゼント。
叩き3走目でいい加減に戻してくるはず、【NHKMC】2着の称号もあり。
他、勝ちに見離されるもこれ以上は引き下がれない炎鳥▲『スズカフェニックス』と、
逃げた時の弾け具合が近走目立ち始めている△「マイネルレーニア」に、
追い込み損ねる惜しいレースが続く距離延久々×「トウショウカレッジ」。
最後は同じく距離延不安注「カノヤザクラ」の淀千四の2歳レコード持ってるよ一発まで。
斬「ジョリーダンス」は末脚際立つも、やはり全盛期には程遠い。
斬「ローレルゲレイロ」、7ヶ月ぶりでこの顔ぶれはどうか。
「アサヒライジング」の引退が発表されましたね…突然の事で驚いていますが、
本当に毎回真剣に走っていた馬で、お疲れ様でしたと言いたいです。
では明日【スワンS】は15:45発走です。
―「富士S」
【弾音のない戦場】
1着「サイレントプライド」 :牡5、横典、1:32.7、上34.5秒、4人
2着「リザーブカード」△ :牡5、柴山、1:32.7、上34.0秒、5人
3着「バトルバニヤン」 :牡4、岩田、1:32.8、上34.5秒、7人
4着「エイシンドーバー」▲ :牡6、内田、1:33.0、上34.4秒、1人
5着「レッツゴーキリシマ」× 6着「ショウナンアルバ」 13着「マルカシェンク」○
馬連:5230円 3連単:96570円
「サイレントプライド」が一同黙殺。
2番手から抜け出すとゴールへ直進、平均ペースを内で溜めたにしても強い勝ち方でした。
しかし鉄砲馬の中でこの馬が勝った事、そして半年挟んだ重賞連覇、どちらも意外でした。
2着にきまぐれ戦士「リザーブカード」。
切れる時と切れない時の差が激しいですね、とりあえず押さえておきたい馬という印象。
3着「バトルバニヤン」は5番手から岩田騎手がうまく持ってきました。
GⅡでも好戦歴はありましたが、やはりこの顔ぶれでは地味な印象は拭えません
直前に1番人気に奪った「エイシンドーバー」はまさかの4着切れ負け。
展開的に差し切ってもいいメンバーだったと思うのですが、やや意外な凡戦。
ようやく3歳、5着「レッツゴーキリシマ」、前走に引き続いてまずまずの健闘。
それより目についたのは6着「ショウナンアルバ」ですね、驚きの上がり33.6を披露。
後方で掛かってどうかと思いましたが力量は示しました、3歳陣営もほっとしたのでは。
一方で逃げた「コンゴウリキシオー」は12着へ完落、わりと自信の本命だったのですが。
そしてまさかのド凡走を繰り出した13着「マルカシェンク」。
困った意味で不意打ちですね、【マイルS】を狙っていた陣営もこれは顔面蒼白か。
やはり◎逃げ馬が早々に沈んでいく光景は、むなしさ炸裂ですね。(K.O.!)
雲の切れ間から溶け出した白色の光が
人々を灰に変え、街を炎でくるんでいく
悲鳴に包まれ燃え落ちていく都の空に
轟々と笑いながら飛ぶ一つの影を見た
街はあの龍に支配されてしまったのだ
―『第69回菊花賞』
【セイント・ファイヤ】
優勝「オウケンブルースリ」 :内田博幸、3:05.7、上34.8、1番人気
2着「フローテーション」 :藤岡佑介、3:05.9、上34.6、15番人気
3着「ナムラクレセント」◎ :和田竜二、3:06.1、上35.4、9番人気
4着「スマートギア」 :武豊、 3:06.2、上35.1、5番人気
5着「マイネルチャールズ」○:松岡正海、3:06.5、上35.7、2番人気
6着「ベンチャーナイン」 7着「ホワイトピルグリム」穴
8着「ダイワワイルドボア」 9着「ヤマニンキングリー」
10着「ドットコム」 11着「ロードアリエス」
12着「メイショウクオリア」 13着「ダイシンプラン」
14着「シゲルフセルト」 15着「ミッキーチアフル」
16着「スマイルジャック」▲ 17着「アグネススターチ」× 18着「ノットアローン」△
単勝:370円 馬連:17820円 3連単:523990円
真龍から神龍へ・・・「オウケンブルースリ」戴冠。
道中後方6番手から、4コーナーでまくり進出、最後は上がり2位で一気に焼却致しました。
まさに力で圧倒、私もその一人ですが先週の千万馬券につられた人は皆やられましたね。
枠入は興奮してましたが本番は冷静、恐らく気性は悪いけど折り合える馬なのでしょう。
この一点を見抜けなかったのは失敗でした、血統的に次走【JC】は楽しみですね。
ところが2着に凶弾をぶち込んだ「フローテーション」、馬券配当は一気に炸裂。
【神戸新聞杯】の時、この馬、すごい勢いで引っ掛かって自滅してたんですよね。
今回は最内でまんまと折り合って爆発という感じでしょうか、これも見逃したのは大失態。
一応圏内に来てくれたので惨敗ではなく完敗という事で、本命「ナムラクレセント」。
しかしこの馬、道中全部と言っていいほど掛かってたんですよね、しかも今回は大前崩れ。
4番手からここに来れたのだから今後も期待できるのでは、渋い血統がいいと思います。
以下、どうにも弾けない優等生タイプに乗っている事が多い豊サマ「スマートギア」4着。
5着「マイネルチャールズ」は何事もないクセに直線凡発、信じた私がバカでした。
他、6着「ベンチャーナイン」、7着「ホワイトピルグリム」、
8着「ダイワワイルドボア」など上位勢は差し馬ズラリ、千mまでが速かったです。
対してけたたましい勢いで吹き飛んだ先行勢16着「スマイルジャック」、
ブービー「ノットアローン」、ビリ「アグネススターチ」。
特に「ノットアローン」の2コーナー乱走は凄いの一言、普通に「アローン」でした。
しかし単370円は獲った人からすれば「ラッキ~」でしたね。
この悔しさをバネに来週の盾だけは絶対に獲りたいと思います。(涙拭)
<時の予想 ― 菊花賞’08>
2008年10月25日 時の競馬列伝Ⅰ,【スプリンターズS】○ :◎「スリープレスナイト」、夢界へのいざない
Ⅱ,【秋華賞】× :◎「エフティマイア」が包み込む
Ⅲ,【菊花賞】: ? ? ?
Ⅳ,【天皇賞】 :女優駿『ウオッカ』VS美令嬢『ダイワスカーレット』,再び
Ⅴ,【女王杯】 :牝馬界再び統一へ、わななく大女王『カワカミプリンセス』
Ⅵ,【MCS】 :戦火の果てに・・・音速爆撃機「スーパーホーネット」が見たもの
◆『菊花賞』
【難易度:十 ペース:M アレル】
◎「ナムラクレセント」
○「マイネルチャールズ」
▲「スマイルジャック」
△「ノットアローン」
×「ベンチャーナイン」
注「アグネススターチ」
穴「ホワイトピルグリム」
◎「ナムラクレセント」が淀に描く三日月曲線のVロード。
内枠、血統、【神戸杯】好戦の実績、好位の脚質、全項目をクリアしたのはこの馬だけ。
何か一つを端に結末が激変するこの混戦でこの好条件は大きい、昨年と同じ和田に期待。
相手も力差ゼロの大乱戦、とにかく力うんぬんよりも条件とデータで選びたい。
今年活用している【朝日論】の他、菊の三大条件「血統・気性・脚質」をフルに活用。
となると減点する要素がほとんど見当たらない○「マイネルチャールズ」が対抗。
GⅡ含めてクラシックでは常に掲示板を死守、押し出されてくる確率は捨てきれない。
▲「スマイルジャック」はいつ安定力を再形成するか分からない曲者。
ただこのGⅠ、データが胸を張って語るが気性が少しでも気になる馬は絶対来ない。
【ダービー】好戦と、大方折り合って走ってきた経歴を買うが、果たして・・・。
後も完全に条件選抜、安定した内枠先攻が保証されている横山△「ノットアローン」と、
前崩れ&まくり成功など厳しい条件立ち塞がるが朝日論該当者×「ベンチャーナイン」。
注「アグネススターチ」は一か八かの逃げに出る、この情勢でこの手のタイプは侮れない。
最後はまあ無いと思うが(再)穴「ホワイトピルグリム」の血統と淀実績はOK一発まで。
斬「オウケンブルースリ」は【神戸新聞杯】で見るも明らかな錯乱。
この流れでいきなりGⅠに行くと再び狼狽する可能性は否めない、思い切ってカット。
斬「スマートギア」は中距離タイプでは、この混戦で豊サマ人気には手が出ない。
斬「ダイワワイルドボア」は差し馬には痛い外枠、極端な脚質でないとロスは免れない。
斬「ロードアリエス」辺りは若干気になるが、Sクリは個人的に芝では買わない。
まあ当てただけで凄いと思いますが、明日最終冠【菊花賞】は15:40発走です。
<時の予想 ― 富士S’08>
2008年10月25日 時の競馬列伝◆「富士S」
【難易度:六 ペース:H 古馬優勢】
◎「コンゴウリキシオー」
○「マルカシェンク」
▲「エイシンドーバー」
△「リザーブカード」
×「レッツゴーキリシマ」
思い切って◎「コンゴウリキシオー」。
【安田記念】は飛ばした割に2着から0.2秒差、条件さえブレなければ一発あり。
注目は7頭出場の3歳勢だが、相手は古馬が中心。
今シーズン最も快調な○「マルカシェンク」、末脚確実で府中でなら猛追確実。
単穴▲「エイシンドーバー」は【安田記念】3着などマイル戦での信頼度はかなり高い。
他、切れる時は本当に切れる気まぐれ△「リザーブカード」と、
最後は【皐月賞】で◎にした×「レッツゴーキリシマ」の3歳でもひいきします一発まで。
斬「ショウナンアルバ」は能力確かだが、人気が下がっておらずしばし日和見。
斬「サトノプログレス、ドリームシグナル」など3歳は重賞馬でもOP敗退で重視禁物。
レース以外のことも書きたいのですが10、11月はぎっしりなんですよね。
本日【富士S】は15:35発走です。
<デイリー杯2歳S,府中牝馬S’08>
2008年10月20日 時の競馬列伝―「デイリー杯2歳S」
【風と樹の歌】
1着「シェーンヴァルト」○:北村友一、1:33.3、上34.4秒、3番人気
2着「ホッコータキオン」◎:飯田祐史、1:33.3、上35.4秒、1番人気
3着「キングスレガリア」×:福永祐一、1:33.4、上34.2秒、8番人気
4着「ピースピース」 :小牧太、 1:33.6、上34.2秒、9番人気
5着「アラシヲヨブオトコ」▲ 6着「ワンカラット」 7着「トップカミング」△
馬連:690円 3連単:15680円
「シェーンヴァルト」の高速ハンティング。
逃走する「ホッコータキオン」を最内から襲撃、ジャンポケ産駒からまた新星が現れました。
【秋華賞】と同じ淀のイン差し、初勝利の北村友一ジョッキーうまくやりましたね。
そして2着に最人気「ホッコータキオン」。
意外とペースが厳しかったです、逆に狙撃されてしまった格好で次に期待でしょうか。
3着が穴馬に乗った時は完全に侮れなくなっている福永「キングスレガリア」。
上がり最速、「カメハメ」産駒でTOP3は今をときめく種牡馬同士の決着になりました。
4着に大物とされつつ後に転落するケースが多いマンハッタン産駒「アラシヲヨブオトコ」。
しかし全く関係のない話ですが豊サマ、今年は重賞Vが何とたったの2勝なんですね。
SS死去で誰に強い馬が回るのか分からなくなっている現状の象徴でしょうか。
―「府中牝馬S」
【まなざし】
1着「ブルーメンブラット」×:牝5、吉田豊、1:45.5、上33.2秒、4人
2着『カワカミプリンセス』○:牝5,横山典,1:45.6,上34.0秒、1人
3着「ベッラレイア」▲ :牝4、秋山、1:45.8、上33.3秒、3人
4着「レインダンス」 :牝4、中舘、1:45.9、上34.0秒、13人
5着『キストゥヘヴン』△ 16着「ニシノマナムスメ」 18着「アサヒライジング」◎
馬連:1050円 3連単:14760円
「ブルーメンブラット」、刀剣の斬れ味。
ゴールに向かって咆哮する女王『カワカミプリンセス』を決着寸前で串差し。
今年に入ってまさに絶好調という感じですね、2F延長で【女王杯】制覇を目指します。
そして2着に大御所『カワカミプリンセス』、意外な先攻策でしたが直線の伸びはさすが。
このローテでよく頑張っています、何とか【盾・JC】に来てほしい存在ですが。
3着、久々に爆発した「ベッラレイア」、ただ欲を言えばもっと斬れてほしかったところ。
こちらも久々好戦4着「レインダンス」、6連続着外を考えると大きな前進。
他はやや後退5着『キストゥヘヴン』、まさかの不発16着「ニシノマナムスメ」の他、
何と言っても「アサヒライジング」の最下位はびっくりしましたね。
ただ戻してくる時はちゃんと戻す馬なので、長い目で待ちたいと思いますが。
今年は応援馬に◎を打つと高確率でタテ目になってしまってます。
これは今後の対応を変えた方がいいかもしれませんね。(変えた途端来たりして)
「悪」と見なされ咎められた女が開けた
小さな穴が咎めた前者を瞬く間に飲み込んだ
果たしてそれは彼女の冷酷な憎悪によるものか
もしそれが、傷ついた彼女の悲しみによるものなら
―『第13回・秋華賞』
【無界】
1着「ブラックエンブレム」 :岩田康誠、1:58.4、上34.6、11番人気
2着「ムードインディゴ」× :福永祐一、1:58.5、上34.4、8番人気
3着「プロヴィナージュ」穴 :佐藤哲三、1:58.6、上35.6、16番人気
4着「ブライティアパルス」 :藤岡康太、1:58.6、上35.3、13番人気
5着「エフティマイア」◎ :吉田隼人、1:58.7、上35.3、3番人気
6着「リトルアマポーラ」 7着「ソーマジック」
8着『レジネッタ』○ 9着「オディール」
10着『トールポピー』△ 11着「メイショウベルーガ」
12着「ピサノジュバン」 13着「カレイジャスミン」
14着「レッドアゲート」注 15着「マイネレーツェル」▲
16着「アロマキャンドル」17着「ユキチャン」18着「エアパスカル」
単勝:2990円 馬連:23080円 3連単:10982020円
淀に刻まれた永久なる負の刻印・・・「ブラックエンブレム」。
中団やや前方につけると、4コーナーから最内へ一気に侵入、後は恐怖を展開いたしました。
とにかく全てを好転させたという印象ですね、遠征苦手説を直前の気配であっさり払拭。
そしてひたすら伸びるといわれた内ラチ沿いを見事強奪した岩田ジョッキー。
全て不確定というわけではないので押さえるべきでした、そしてWエンブレム恐るべし。
2着に高軌道を描いて爆追してきた福永「ムードインディゴ」。
秋に浮上してくるのがこのダンダーク産駒、外を伸びた点は勝者より評価できそうです。
そして3連単を極限まで暴裂させた張本人「プロヴィナージュ」。
一応押さえましたが現3歳の牡>牝の力が著しく開いている事を考えると、
【NIKKEI賞】0.5秒差は健闘なんですよね、展開と良血を考えると今後も注目の一頭。
4着に同じく上がり馬「ブライティアパルス」、もう春の勢力図が跡形もないです。
本命5着「エフティマイア」はグリーンベルトを陣取るとこまでは予想通りでしたが、
直線の凡発だけは完全に予想外でしたね、読み通りの展開だけに本当にガッカリです。
他、下位からは6,7着「ソーマジック、リトルアマポーラ」の休養組がなぜか好走。
以下に見事並んだ人気トリオ『レジネッタ、オディール、トールポピー』。
0.5秒差だけに『レジネッタ』の外枠は気の毒でしたが、やはり現3牝は紙一重ですね。
【クイーンS】で完敗した「ヤマニンメルベイユ」が同日14着に沈没した点からも、
今後の道はかなり悪雲に包まれていると言っても不過言な印象。
あと気になるのは11着「メイショウベルーガ」、予想で激太りと書きましたが、
フタを開ければ参考にした木曜体重からまさかの-16kg、もう信じません。
14着「レッドアゲート」は道中謎の後退、しかし15着「マイネレーツェル」、
【ローズ2着・ムードインディゴ】は好走したというのに、完全にトライアルだけの女ですね。
春からずっと「紙一重」と見てきたのに、人気勢から流してしまい失敗しました。
<時の予想 ― 秋華賞’08>
2008年10月18日 時の競馬列伝Ⅰ,【スプリンターズS】○ :◎「スリープレスナイト」、夢界へのいざない
Ⅱ,【秋華賞】: ? ? ?
Ⅲ,【菊花賞】:優駿回避、動き出す策士「マイネルチャールズ」の怪シナリオ
Ⅳ,【天皇賞】:青空優駿『ディープスカイ』、今度は古馬に高速ダイヴ攻撃
Ⅴ,【女王杯】:2強に遅れ・・・怒りの魔女「ベッラレイア」が及ぶ凶行とは
◆『秋華賞』
【難易度:十 ペース:H 紙一重】
◎「エフティマイア」
○『レジネッタ』
▲「マイネレーツェル」
△『トールポピー』
×「ムードインディゴ」
注「レッドアゲート」
穴「プロヴィナージュ」
◎「エフティマイア」が包み込む。
前走は総じてプラス体重に責任転嫁、今回は鋭伸目立つ内枠を引き混戦を断つチャンス。
春クラシックでも常に安定したレース内容、初乗り吉田隼人もさほど手こずらないはず。
相手は目を覆いたくなるような爆混戦、その中で安定力が活きそうな○『レジネッタ』。
今年に入ってまだ一度も3着を外していない、今回も大外からフトシが勝利に誘引するか。
▲「マイネレーツェル」は前走いきなり勝っただけに信頼を置きづらいが、
春は【オークス】などでそれなりの走りを見せた、明日は枠や展開など条件は良好。
落ちぶれた兄を見事に種牡馬界へと引き戻した妹△『トールポピー』だが、
とにかく安定のない馬でGⅠも東京だからこそ勝った印象、実績のある京都でどこまで。
後は内の大穴勢をマーク、最内を捌けば前走の再現ある福永×「ムードインディゴ」と、
春に若干愛想が尽きたが条件だけは見事に良いウッチー注「レッドアゲート」。
最後はまあ無いと思うが唯一の芝戦で健闘した穴「プロヴィナージュ」の良血一発まで。
斬「ブラックエンブレム」はとにかく関西に来ると覇気が失せる、調教も微妙。
ぶっつけてきた斬「リトルアマポーラ」だが、この日程はよほどの猛者でないと好走困難。
斬「オディール」は大外で気性が心配、斬「メイショウベルーガ」は太りすぎ。
何とかして獲りたい牝馬第3冠【秋華賞】は明日15:40から。
そしてその10分前【府中牝馬S】の予想は昨日のページに更新済みです。
<時の予想 ― デイリー杯2歳S、府中牝馬S’08>
2008年10月17日 時の競馬列伝〒「思い出の一頭」
【ペールギュント ~ デイリー杯2歳S’04】
今も現役ですが、サンデーサイレンスの馬鹿力を思い知らせてくれる一頭だと思います。
この馬だけでなくこの重賞の勝ち馬は(タテヤマ、ボーラー、シェンク、トゥーレなど)、
略して書いても伝わるくらいクセ者化した馬ばかり、果たして今年はどうでしょうか。
◆「デイリー杯2歳S」
【難易度:四 ペース:H 平穏傾向】
◎「ホッコータキオン」
○「シェーンヴァルト」
▲「アラシヲヨブオトコ」
△「トップカミング」
×「キングスレガリア」
大人しく◎「ホッコータキオン」。
好相性【野路菊S】をレコード勝ちし信頼度は高い、飯田騎手このチャンスをものにできるか。
他、2戦連続で最速上がりのジャンポケ産駒○「シェーンヴァルト」と、
気性がまさに嵐なみに悪いユタカ様のマンハッタン産駒▲「アラシヲヨブオトコ」。
△「トップカミング」は安定感の高いアリュール産駒、あとは距離延長がどうか。
最後は底は見えたが福永で巻き返せるかキンカメ産駒×「キングスレガリア」の一撃まで。
斬「ワンカラット」、牝馬はきつい。
◆「府中牝馬S」
【難易度:八 ペース:M 女王杯への道】
◎「アサヒライジング」
○『カワカミプリンセス』
▲「ベッラレイア」
△『キストゥヘヴン』
×「ブルーメンブラット」
厳しいと思うが◎「アサヒライジング」に一票。
血統的にここから伸びてきてもおかしくない、少なくとも単騎は獲れる。
対抗は一生コーシロー宣言をあっさりと破棄した大御所○『カワカミプリンセス』と、
妙な敗戦続くが一瞬の爆破力は侮れない▲「ベッラレイア」。
桜馬△『キストゥヘヴン』はなぜか今年に入って急成長、臨戦過程も良し。
ラストは【Vマイル】健闘×「ブルーメンブラット」の後藤→吉田のタッチだよ一発まで。
斬「マイネカンナ」は騎手変が不安、斬「アルコセニョーラ」は軽量でないと走らない。
<毎日王冠,京都大賞典’08>
2008年10月12日 時の競馬列伝―「毎日王冠」
【対・女神式戦闘機の灯火】
1着「スーパーホーネット」:牡5、藤岡、1:44.6、上り33.3秒、2番人気
2着『ウオッカ』○ :牝4,武豊,1:44.6,上33.8秒,1人
3着「アドマイヤフジ」穴 :牡6、川田、1:44.9、上33.8秒、10人
4着「サクラメガワンダー」×:牡5、福永、1:45.1、上33.4秒、7人
5着「カンパニー」△ 6着「オースミグラスワン」◎ 11着「ドリームパスポート」▲
馬連:800円 3連単:37570円
「スーパーホーネット」女神爆撃。
道中5番手に潜むと直線楽な手応えで『ウオッカ』を襲撃、一騎打ちを見事制しました。
【安田記念】の大差をここで逆転、マイラーではなく中距離馬の様ですね、次走盾も納得。
そして単1.5倍の賞賛を得た『ウオッカ』は驚きの逃げを打つも、逆に狙い撃たれ2着。
個人的にこれをやるなら本番が良かった気がしますね、逆に次が難しくなったのでは。
ただ圧倒的な能力は健在ですし、次も当然、優勝圏内だとは思いますが。
3着に人気が低迷していた「アドマイヤフジ」、前残りですがまだまだやれそう。
逆に脚を余した感の4着「サクラメガワンダー」、5着「カンパニー」も控えたのが裏目に。
期待の「オースミグラスワン」は謎の激ヤセでしたが末脚も思った程キレず。
やはりあの脚を毎回期待するのは無理のようですね、姉とは対照的に注文が多い馬です。
最後に存在すら消えていた11着「ドリームパスポート」、かつての安定感はどこへ。
―「京都大賞典」
【優劣】
1着「トーホウアラン」△ :牡5、鮫島良太、2:26.9、上34.0秒、4人
2着「アドマイヤモナーク」▲:牡7、安藤勝己、2:27.0、上33.9秒、6人
3着「アイポッパー」 :牡8、上村洋行、2:27.0、上34.3秒、7人
4着「メイショウカチドキ」 :牡8、浜中俊、2:27.0、上33.9秒、10人
5着「アルナスライン」◎ 7着「ポップロック」 9着『アドマイヤジュピタ』○
馬連:5830円 3連単:114270円
「トーホウアラン」が西を制圧。
中団待機から直線で内に進入、残るは上がり4位でリードを保ち振り切りました。
混戦の中、騎乗の勝利と言えそうです、鮫島騎手よくテン乗りで結果を出しました。
2着に大外シンガリから巻き込んできた「アドマイヤモナーク」。
さすがは同コース【日経新春杯】の覇者、久々でしたが爆破力は維持していますね。
3着にペースに便乗した跳躍戦士「アイポッパー」、この辺り上位だとやや低レベルの感。
4着「メイショウカチドキ」は3年ぶり復帰の8歳馬、前走は押さえたのですが次走注目。
そして1番人気「アルナスライン」は5着、これはもうやられたとしか言えませんね。
発馬で隣馬に寄られ、4角で「モナーク」に塞がれ、直線で前方『ジュピタ』が大失速。
不運と言えば不運ですが、次走の取捨に迷いが生じる事になりそうです。
最後に謎のブービー『アドマイヤジュピタ』、次走白紙との事ですが、当然だと思います。
来週からGⅠ3連戦ですね、どれも混戦ですが頑張ります。