【時の予想 ― 札幌2歳S’12】
2012年8月31日 時の競馬列伝◆「札幌2歳S」
【難易度:六 ペース:S 産駒たちの闘争】
◎「コディーノ」
○「グランデアモーレ」
▲「タマモコンパス」
△「ブリリアントアスク」
×「トーセンパワフル」
◎「コディーノ」に期待。
昔ファンだった「ハッピーパス」の仔、あの強烈な気性が受け継がれてない事を祈るが…。
後は全員ネオユニ産駒で。
前も言ったがNU産駒は今年からが正念場。
なぜなら産駒がクラシック3勝をして株が上がった時の産駒が今の2歳馬だから。
特にこの札幌開催はNUの得意分野、ただ今回のメンバーは名前がパッとしない。
牝馬2頭の方が名前映えはする、人気の×「トーセンパワフル」は久々がどう出るか。
【時の馬券】:◎-○▲△×(¥3千、¥2千×2、¥1万)
○-▲△×(¥千×2、¥5千)
「イーストロード30」
2012年8月30日 時の小説・2012~「イースト・レコード・アバウト・デス(下)」
轟音と共に目を覚ます。
驚いてベランダに出て下をのぞく。
下階から次々とタンス、机などが庭に放り投げるように出されていく。
引っ越しではない、明らかに雰囲気が違う。
嫌な予感がした。
一階に駆け下りて、呆然と立っている大家にわけを聞く。
嫌な予感がした。
その時の口述をまとめると、
「下階の住人は末期癌を宣告されて故郷に帰った、荷物は全て捨てるらしい」
という事だった。
放心して部屋に戻る。
相変わらず下の部屋からは物凄い騒音が聞こえている。
放心したまま、泣いた。
誰のために泣いたかと言われれば、彼のためだったかもしれない。
でもそれだけではなかった。
なぜあの人なのか。
なぜ、幸福を謳歌し尽くした老人や、
罪悪を悔いず繰り返す若者ではなく、
なぜ一人、草花と共に静かに暮らしていたあの人が死なねばならぬのだと思った。
今まで誰の葬式に出ても泣かなかった。
涙は悲しさの象徴、という定義が嫌いだったからだ。
でもその時は泣いた。
きっと、自分以外は誰も泣かないのではと思ったから、勝手に泣いた。
「イーストロード29」
2012年8月27日 時の小説・2012~「イースト・レコード・アバウト・デス(中)」
・【引っ越しから約十日後】
静かな日が続く。
下階の住人の元に誰も訪ねて来ないせいもあるが、
彼がほぼ一日勤務に出ているというせいもある。
夜の二時に帰ってきたかと思えば朝の六時に出勤していく。
信じがたい勤務時間。
それでも庭の手入れだけは欠かさない。
・【引っ越しから約二十日後】
珍しく休日のよう。
外から声が聞こえる。
通りがかりの老女と下階の住人が話す声だ。
この草は何だ、この花は何か、という声が聞こえる。
自分の庭に関して説明する男性の声はとても弾んでいた。
・【引っ越しから約三十日後】
下階から激しい嘔吐の声が聞こえる。
飲みすぎたのだろうか。
だが尋常ではない。
・【引っ越しから約四十日後】
庭の草花がすべて消える。
【エルムS,キーンランドC,新潟2歳S’12】
2012年8月26日 時の競馬列伝―「エルムS」
【老者か、新鋭か】
1着「ローマンレジェンド」◎
2着『エスポワールシチー』
3着「グランドシチー」 4着「エーシンモアオバー」○ 5着「サイオン」
「ローマンレジェンド」辛勝。
ハデに重賞勝ちといきたかったところですが、思わぬ敵が潜んでいましたね。
それが2着『エスポワールシチー』、7歳59kgでクビ差まで詰めるとは。
GⅠホースの底力というか、意地のようなものを感じました。
―「キーンランドC」
【レコード・ブレイク】
1着「パドトロワ」
2着「ダッシャーゴーゴー」▲
3着「テイエムオオタカ」△ 4着「シュプリームギフト」 5着「スプリングサンダー」◎
「パドトロワ」競り勝った。
先導から速攻、サマーシリーズ頂きですね、ムラの激しい馬ですが次走本番は果たして。
2着「ダッシャーゴーゴー」、ここは獲りたかったというのが本音でしょう、詰めが甘い。
3着も先行「テイエムオオタカ」と驚くほど行った行ったになりました。
―「新潟2歳S」
【魔笛が鳴った】
1着「ザラストロ」
2着「ノウレッジ」
3着「サウンドリアーナ」 4着「メイショウオオゼキ」 5着「カラフルブラッサム」
「ザラストロ」後方一気。
上がり首位33.4で強襲、姉「プレノタート」に似た鬼脚を持っていますね。
2着モハメド殿下の「ノウレッジ」、ダート千ニ勝ちの馬がここで走るのは珍しい。
0.1差3着「サウンドアリーナ」は牝馬で唯一健闘、今後注目です。
本命「クラウンアトラス」は何とブービー、今年はNU産駒踏ん張り時なのですが…。
【時の馬券】:マイナス¥28.9万。
うーん順当に水没していってますね・・・。(澄ましてる場合か)
【時の予想 ― キーンランドC,新潟2歳S’12】
2012年8月25日 時の競馬列伝◆「キーンランドC」
【難易度:七 ペース:S 今度は獲るか】
◎「スプリングサンダー」
○「ビウイッチアス」
▲「ダッシャーゴーゴー」
△「テイエムオオタカ」
◎「スプリングサンダー」軸で。
今年絶不調の底にいる「時の予想」の中で唯一、相性がいい馬、とことん応援したい。
後はなるべく絞りたい、注目は前走で人気を落としている○「ビウイッチアス」と、
やっと斤量が下がった実力派▲「ダッシャーゴーゴー」。
◆「新潟2歳S」
【難易度:十 ペース:M 難関重賞】
◎「クラウンアトラス」
○「サウンドアリーナ」
▲「トーセンレディ」
△「エフティチャーミー」
×「タガノラルフ」
注「ナンヨーケンゴー」
穴「ショウナンアンカー」
◎「クラウンアトラス」で。
理由はやっぱり「NU産駒だから」、後は比較的ローカルの匂いがしない馬たちへ。
【キーンランドC】:◎&○(単¥1万×2)、◎-▲△(¥5千×2)
【新潟2歳S】:◎-○▲△×注穴(¥2千×6)
【時の予想 ― エルムS’12】
2012年8月24日 時の競馬列伝◆「エルムS」
【難易度:二 ペース:S 新星登場】
新鋭◎「ローマンレジェンド」現る。
今、最もダート界で注目されている馬、この先のGⅠで有力馬の一角になりうる存在。
相手は今度は逃げがハマりそうな○「エーシンモアオバー」一点。
【時の馬券】:◎-○(ワイド¥1万、枠連or馬連でツイてる方に¥1万)
「イーストロード28」
2012年8月22日 時の小説・2012~「イースト・レコード・アバウト・デス(上)」
・【引っ越しから一ヶ月前】
現・物件を見つける。
重要項目である隣人の騒音に関しては、
隣部屋とは互いの押入れによって隔てられており、
大家から下階の住人は51歳のドライバーである事を聞く。
何度か物件を下見に訪れる、一階の庭にはたくさんの草花が植えられており、
夜には小さなライト一つで細々と暮らしているようだった。
これなら大丈夫と踏み入居を決める。
・【引っ越し当日】
風雨の強い日。
初めて迎える新居の夜、
吹き荒れる風の音とは別に一定のリズムで聞こえる奇妙な音を聞く。
床に耳をつけ、音を探る。
下階の男性のいびきだと分かる。
・【引っ越し翌日】
下階の住人に挨拶の粗品を届ける。
ノックしても出てこず、庭の手入れをしている所を見つける。
柵ごしに挨拶の品を差し出すが、「いいよ」と呟いた後、受け取りを拒否される。
せっかく買ったのだからと強引に渡してしまう。
「イーストロード27」
2012年8月20日 時の小説・2012~「イースト・ルック」
美について考えていた。
美は人に何をもたらすのか。
美しい者、醜い者、両者の生き様は大きく分かれる。
美しい者はただひたすら自らの美に群がる者たちと共に奢り、
醜い者はただひたすら自らの醜さを嘲笑う者から目を背ける。
美しいと聞いて思い出すのはあの女だ。
かつて私の全てを吸収し、焼却しようとしたあの女。
生まれ持った美があの女から奪ったものは数知れず、
それは一言で言うなら「大切なもの」だった。
そして与えたものは、一見まばゆく、一見華々しく、実際は腐ったものばかりだった。
では人は醜ければいいのか。
万人から醜いと言われる者が幸せなのか。
分からない。
いや、分かるはずだ。
美は心の外側にあり、幸せは心の中にあるのだから。
【札幌記念,北九州記念’12】
2012年8月20日 時の競馬列伝―「札幌記念」
【天使は悪魔に復讐する】
1着「フミノイマージン」
2着「ダークシャドウ」○
3着『ヒルノダムール』 4着「ハナズゴール」 14着『ロジユニヴァース』◎
「フミノイマージン」牡馬出し抜く。
ブービー地点から一気に加速して快勝、上がり34.4は出色のタイムです。
まさか前走15着の6牝が・・・紙面評価だけ妙に高い馬というのはやはり要注意です。
2着に暗黒武者「ダークシャドウ」、3着に天皇賞馬『ヒルノダムール』。
まあ好タイムなので責めませんが、「ハナズゴール」にまで追い詰められるとは。
現在の牡馬:牝馬は性差が大きい、という理論は見直す必要がありそうです。
本命『ロジユニヴァース』は・・・これにて引退確定ですかね。
―「北九州記念」
【夏の雪崩】
1着「スギノエンデバー」
2着「シゲルスダチ」
3着「エピセアローム」 4着「コパノオーシャンズ」 6着「エーシンヒットマン」
「スギノエンデバー」後方一気。
いくら何でも前半32.1は早すぎ、先行集団は跡形もなく絶滅しました。
3着「エピセアローム」はそこそこ人気していましたが、
さすがに2,4着「シゲルスダチ、コパノオーシャンズ」辺りは押さえるのは無理ですね。
【時の馬券】:マイナス¥22.7万。
そろそろ出るんじゃないかな~万馬券。(気合なさすぎ)
【時の予想 ― 札幌記念,北九州記念’12】
2012年8月18日 時の競馬列伝◆「札幌記念」
【難易度:四 ペース:S 夏競馬最高峰】
◎『ロジユニヴァース』
○「ダークシャドウ」
▲「アリゼオ」
△「フジマサエンペラー」
×「ネヴァブション」
無茶は承知で◎『ロジユニヴァース』。
さすがにキツいと思うがメンバーに付け入る隙はある、あくまで応援。
信頼できるのはやはり暗黒武者○「ダークシャドウ」か。
個人的にこのレース誰かが穴を開けると見ている、
牝馬勢斬「フミノイマージン、ハナズゴール」たちよりは
▲「アリゼオ」、△「フジマサエンペラー」、×「ネヴァブション」辺りでは。
◆「北九州記念」
【難易度:九 ペース:H 牝馬優勢】
◎「マコトナラワタナ」
○「ツルマルレオン」
▲「ジュエルオブナイル」
△「ヘニーハウンド」
×「エーシンヒットマン」
注「エーシンダックマン」
注「エーシンヴァーゴウ」
もう直感で◎「マコトナラワタナ」。
牝馬の強い今年の3歳勢は信頼できる、51kgも恵まれた。
後は適当に人気している馬を並べてみた、しかも枠順通りに・・・。
【札幌記念】:◎-○▲△×(¥5千、¥千×3)○-▲△×(¥3千、¥千×2)
【北九州記念】:◎-○▲△×注注(¥2千×6)
「イーストロード26(後編)」
2012年8月15日 時の小説・2012~「イースト・レイン」
外は雨だった。
壁に寄りかかりながら、ただ身体を癒していた。
濡れた服を、電気ストーブの鋭い光が照らす。
机の上には、大量の寿司と菓子が散らばっている。
引っ越しを終えた祝いのために一人でスーパーで買ったものだ。
運送は業者に頼んだが、
トラックに積みきれなかった荷を運ぶため、雨の中、長距離を歩いて二往復した。
体力も精神も底を尽きかけていた。
だが底を尽いたのなら、ここから先はただ昇るだけだ。
後はこの雨音と、古い木の香りにその身を委ねる。
今日からこのアパートで暮らすのだ。
―「関屋記念」
【赤の光、青の瞳】
1着「ドナウブルー」
2着「エーシンリターンズ」◎
3着「スピリタス」× 4着「マイネイサベル」 5着「ゴールスキー」
「ドナウブルー」先行一気。
完全に前残りでしたが上がりも5位なので完勝ですね、さすが【Vマイル】2着。
2着が本命「エーシンリターンズ」、手応えは余裕かと思いましたが競り負けました。
4着「マイネイサベル」など牝馬勢は本当に健闘しましたね、これは予想外でした。
【時の馬券】:マイナス¥20万2000。
結構自信あったんで大金投入したんですけどねー…1着無印じゃどうしようもないです。
【時の予想 ― 関屋記念’12】
2012年8月11日 時の競馬列伝◆「関屋記念」
【難易度:八 ペース:S 大直線の攻防】
◎「エーシンリターンズ」
○「エアラフォン」
▲「ゴールスキー」
△「スマイルジャック」
×「スピリタス」
注「チャームポット」
穴「レッツゴーキリシマ」
◎「エーシンリターンズ」でいけるのでは。
前走は激太りで撃沈したが、今回は枠や戦法など条件が色々と良い。
○「エアラフォン」は昨年2着とは言え少し人気しすぎでは・・・。
注目は3年前制者△「スマイルジャック」とおととし覇者穴「レッツゴーキリシマ」。
斬「マイネイサベル」など牝馬は現状牡馬との性差が大きい、◎牝馬で言うのも何だが。
【時の馬券】:◎-○▲△×注穴(1万×4、5千×2)
「イーストロード」中間地点
2012年8月8日 時の小説・2012~「イーストロード」、ここまでの道のり。
1【East Prologue】:世界のゴミ箱
2【East Hate】:傲慢な女(1)
3【East Girl】:ヒロイン登場
4【East Shrine】:神たる存在
5【East Horror】:手相を見せて下さい
6【East Memorizen】:頭脳腐敗
7【East Boy】:エリート高倉
8【East Scene】:会合
9【East Wave】:渋谷の少年
10【East River】:川を駆ける
0【East From West】:上京
11【East Tear】:ミミの回想
12【East Promise】:面影屋珈琲店
13【East Noise】:左耳
14【East Mark】:「?」
15【East Eyes 1】:普通という事象
16【East Eyes 2】:ひとみ
17【East Ghost】:和室に見た亡霊
18【East Song】:水の旅人よ
19【East Suicide 1】:ナルシス
20【East Suicide 2】:死とは
21【East Fate】:神々のゲーム
22【East Run】:闇は光を暴く
23【East Move 1】:逃避
24【East Call】:傲慢な女(2)
25【East Move 2】:鍵
主な登場人物(第25話・終了時点)
Ⅰ、剛 主人公・23歳・無職・神経質
Ⅱ、美穂 恋人・20歳・大学生・ねだり上手
Ⅲ、高倉 親友・23歳・外資系勤務・キレ者
Ⅳ、理花 元恋人・25歳・看護婦・傲慢
Ⅴ、瞳 元恋人・25歳・幼稚園教諭・温和
――――――――――「イーストロード」後半
“現実が壊れていく・・・少しずつ・・・でも確実に”
来週から3年の時を経て、
「イーストロード」後半の連載を始めます。
おそらく前半の淡々としたイメージからは一変すると思います。
連載は何としてでも今年中に終わらせます。
では「イーストロード」後編をお楽しみ下さい。
【小倉記念,レパードS’12】
2012年8月6日 時の競馬列伝―「小倉記念」
【真実が負けた日】
1着「エクスペディション」
2着「トーセンラー」
3着「ナリタクリスタル」 4着「ダノンバラード」 7着「ミキノバンジョー」◎
「エクスペディション」重賞初制覇。
GⅢは4戦連続入着止まりでしたが、ここは0.4差で決めてきました。
2着に「トーセンラー」、ちなみにレースタイトルは「ラーの鏡」から由来してマス。
本命「ミキノバンジョー」はラスト300mで逆噴射を発砲して撃沈、恐ろしいものを見た。
―「レパードS」
【三・次元】
1着「ホッコータルマエ」◎
2着「ナムラビクター」
3着「イジゲン」 4着「ダノンゴールド」 5着「メテオライト」
「ホッコータルマエ」押し切る。
【JDD】5着のヘンな名前の馬でしたけどね、流れも良かったと思います。
2着がクビ差「ナムラビクター」、3着「イジゲン」はちょっと名前で人気しすぎたか。
【時の馬券】:【小倉記念】複勝1.4倍ゲット、マイナス¥14万2000。
まあ結果減っちゃいましたが、アタリを出す事が目的だったので。
というか的中すると計算がめんどい。。。(本末転倒)
【時の複予想 ― 小倉記念,レパードS’12】
2012年8月4日 時の競馬列伝◆【小倉記念】:◎「ミキノバンジョー」、逃げ馬有利。
◆【レパードS】:◎「ホッコータルマエ」、実力確か。
【時の馬券】◎複勝(¥5000×2)
今週は利益うんぬんより運を呼び込む狙いです。(麻雀的思考)
なお女子100m決勝は◎「シェリーアンフレーザー」です。(ファンなんです)
【時のつぶやき’12】
2012年8月3日 タイムハート何をつぶやこう・・・この「時のつぶやき」。
一応記事のジャンルとして設立してあるのですが、
今までの6年間でつぶやいた回数はたった12回(笑)。
全く使えてないので今日はこの館についてつぶやいてみる事にします。
ほとんどの方はご存知だと思いますが、
この「時ノ館」は6年前に別のIDから移項され設立されました。
現IDは77777ですが、前のIDは3から始まる5ケタでした。
なぜ移項したかと言うと(前のブログはまだ残してありますが)、
多分当時の子供っぽい文章がいつまでも残るのが嫌だったんでしょうね。
というか今のブログでも昔の記事は子供っぽいので消したいくらいです。
なので私がこのサイトに来てから、あと半年で実はちょうど十年になります。
ちなみに私がここで初めて取り上げたレースは
『ネオユニヴァース』が勝った【スプリングS’03】の予想と回顧。
この記事を書いた時は指が震えていた事を覚えています。
私は文章を書く事が大好きで、
「ああ、自分の文章がついに日本中に公開されるんだ・・・」と、
大ゲサな緊張をしていました。(笑)
思えばあの頃はブログブームの真っ盛りでしたね、
今はどうなのか知りませんが、10年前はこのサイトもそれは活気があったものです。
競馬専門ブログでも、相互リンクのお申し込みなんて月2回は当たり前でしたからね。
今は6年でたった9件・・・しかも半分近くは更新止まってる・・・(苦笑)
この10年を振り返ると、まず【時の予想】。
これはしょっちゅう自慢してますが一応、
2004年から2011年まで8年連続で万馬券的中を出しています。
今年はまだなのですが、あと2年は続けたいです。
最後に【レースタイトル】。
回顧の時にレース名の下に出る【飛ばない蝶々】みたいなアレです。
最初ブログを始めた2003年の夏ごろからつけ始めたのですが、
最初はもう本当につけるのが大変で、
よく「レースタイトルが思い浮かばないので更新は明日に回します」
みたいな事を言ってましたね、当時はそれくらい苦労してました。
しかし今はもうササッとつけてしまいます、これは本当に成長、というか慣れです。
ちなみに・・・一番最初につけたレースタイトルは何だったでしょう?
自分で調べてみたところ【関屋記念’03】らしいのですが、何と、
【春のGⅠ戦線を騒がせたあの大物が、ついに夏の新潟にやって来た!】でした。(大爆裂)
あの大物とは「アドマイヤマックス」の事ですが、信じられないくらい長い。(笑)
でもその後は【クイーンS・遥かな逃走劇】や【ISD・彼女達の季節】など、
すぐに今の短めスタイルが確立されてます。
意外とこのレースタイトルは「この館の名物なのでやめないでほしい」、
という声も頂いているので今後も継続していくつもりです。
まあ・・・言いたい事は大体言えたかな。(長いよ)
【時の芸術鑑賞 ~ 日本アニメ史】
2012年8月2日 時の芸術鑑賞(Skate)日本が世界の追随を決して許さないもの。
それがアニメです。
今は「完全に衰退した」と言われてますが、
90年代の世界における日本アニメはまさに花ざかりでした。
ではここで、
☆【管理人が選ぶ、日本アニメ傑作TOP4】
1位「セーラームーン」
2位「新世紀エヴァンゲリオン」
3位「風の谷のナウシカ」
4位「ドラゴンボール」
◆4位「ドラゴンボール」。
世界が認める日本マンガ最高傑作。
世界観、シナリオ、バトルの迫力など見どころ満載。
視聴率・グッズにおいて最も利益を上げた作品と言えるでしょう。
「じゃあ何で4位なの?」と言われると答えは一つ、
アニメの進行速度がトロい。
原作に追いつかないようにスピードを遅くしていた事は有名で、
それがなければ1位だったと思います。
◆3位「風の谷のナウシカ」
「ラピュタ」も好きですが、この作品は世界観が秀逸。
秀逸というより超・異色です、あんなデカイ虫、見た事ない。
美しい映像、強いメッセージ性、派手なアクションシーンなど高い完成度。
3位になった理由は単純に“2時間しかないから”・・・です。
◆2位「新世紀エヴァンゲリオン(テレビ東京・放映版)」
日本アニメの最先端。
初放送から17年経っているのに、未だにそれは変わりません。
この作品の素晴らしいところは世界観の奥の深さ。
そしてセリフ回しの上手さ、極めて斬新な描写、
など他作品が持ちえないものを多く持っている点だと思います。
ただ意味の分かりにくいワードやシーンも多く、
市民権を得られずに終わってしまった感はありますね。
あと・・・非常に残念なのが
「加工されれば加工されるほどダメになっていった」という点。
テレビ放映版→DVD版→新劇場版と脚本がどんどん劣悪化。
ものは最初に作った原型が一番いいという事を教えてくれた作品です。
◆1位「セーラームーン」
「これかよ?!」と言われそうですが、コレです。
美点は、音楽と映像の優雅さ、設定の分かりやすさ、シナリオの繊細さ、
そして後半15分にバトルを持ってくるというワンパターン必勝式の展開。
これは全てアニメスタッフの優秀さによる賜物で、
正直言って漫画の方はあまり面白くありません。
一つ残念な点を挙げるとすれば、最近発表された「再アニメ化」の話。
「エヴァ」の二の舞になる可能性大ですが、映画化ではなくアニメ化だった場合、
エヴァ以上のダメージを被る事になるでしょう・・・。
この作品の良さは以下の映像を見て頂ければ分かると思います。
・カッコイイ必殺技
http://www.youtube.com/watch?v=U_RPyJe8O3I&list=FL2n11lgD7fPD4yBdyO1HaKA&index=64&feature=plpp_video
・好きなシーン
http://www.youtube.com/watch?v=j3ltf5TZNVA&list=FL2n11lgD7fPD4yBdyO1HaKA&index=6&feature=plpp_video
・アニメ史上最も美しい映像(~15秒まで)
http://www.youtube.com/watch?v=wkQn13AMxnQ
「イーストロード25(前編・最終話)」
2012年8月1日 時の小説・2012~「イースト・ムーヴ(後)」
朝からよく晴れていた。
新たな門出を祝すべき陽気だが、そうではない。
私は今日、この町から逃げ出すのだ。
引っ越し業者のトラックが停車する音が聞こえ、インターフォンが鳴る。
振り返ると、マスクを付けてタンス裏を掃除していた美穂が凄い形相でこちらを見ている。
彼女の表情から察する限り、今回の引っ越しも結果当日までに間に合わなかったと言える。
次々と荷物が運び出され、空っぽの状態になっていく自分の部屋を見ながら、
ふと自分が何も感じていない事に気づく。
そう、夙川を出たあの時とは違う。
私はこの部屋を去る事に何の悲しみも感じていない。
だが、これでいい。
昼夜止まらぬ工場の音、取り囲むように頻発した工事、次々と現れた迷惑な隣人たち、
ここで悲しみを抱いたら、この一年間、苦しみ続けた時間が無駄になってしまう。
すべての荷物を運び出し、部屋を出る。
最後に部屋に鍵をかけようとした瞬間、思わずその手を止める。
今、この扉を閉めることに何の抵抗も感じていなかったからだ。
ここで閉めれば、もう二度と部屋の光景を見る事はできないのに。
この一年間を全否定する寂しさが、この一年を懐かしむ寂しさを殺すようにこみ上げてきた。
もう一度部屋の中を見て、ゆっくりと扉を閉め、鍵を回す。
そう、これでいい。
これまでも同じように過去を捨ててきた、これからもそうだ。
もう一度、あの川に美穂と行きたい。
あの川で沈む夕陽を眺めながら、
ありったけの人生観と倫理観を彼女がうんざりするまで聞かせてやるのだ。
【時の芸術鑑賞 ~ ドラマ史】
2012年7月31日 時の芸術鑑賞(Skate)日本のドラマは本当に素晴らしいです、というより素晴らし「かった」です。
そんな燦然と輝くドラマ史からたった5つだけ強引に選んでみたので発表します。
管理人の好きなドラマ・歴代TOP5
第5位「LIAR GAME (2007)」
【このゲーム、俺の考える最悪のシナリオで動いている可能性が高い】
最近見ました。
とにかく設定が分かりやすくテンポが良かったです。
キャラの個性の薄さと何となく先が読めてしまう点は難ですが、
近年では唯一まともに楽しめるドラマだったので5位に入れてみました。
4位「オンリー・ユー ~ 愛されて (1996)」
【私の心は、嫉妬とか憎しみとか、そういうドス黒いものでいっぱいなの!】
一気に時代が戻りますが、16年前のドラマです。
というかコレ、前、取り上げた事がありましたね。
↓です。
http://77777.diarynote.jp/201102242317142113/
3位「高校教師 (1993)」
【あたし・・・ペンギンの話が聞きたい】
もちろん初代の方です。
ミステリアスな桜井幸子と、何となくダメ男な真田広之が、
見事にマッチしてました。
内容はかなり際どく、当時としてはかなりセンセーショナルでしたね。
個人的に好きなシーンは桜井幸子が、
真田広之の婚約者をエスカレーターから突き落とすシーンです。
2位「ひまわり (1996)」
【言い訳は2流の人間が使う武器よ】
何ソレ?となった人、多いかもしれませんが、
我らが誇る大女優・松嶋菜々子さんの出世作です。
平均視聴率も25%なので知ってる方は知ってると思いますが。
最初から最後まで全く飽きのこない内容で、
「長期放送のためネタ切れする」朝の連ドラとしては極めて出色。
ただ、見たくてもDVDの入手が困難なんですよね、どこにも無くて。
1位「家なき子 (1994)」
【同情するなら金をくれ】
それを言ったら「絶対DVDが手に入らない」この作品。
何しろ超ヒット作にも関わらずDVD化されてません。
それもそのはず内容がスゴすぎ、第一話で主人公の安達祐実が、
学校と老人ホームで金銭を窃盗、さらに自宅のアパートに放火して、
全焼させた挙句その罪を実の父親に着せてムショ送り。
そりゃDVD化できるわけない、しかし、この1位はダントツです。
まあ・・・動画でも
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=19445
―――――
ちなみに・・・管理人が好きな海外ドラマ・歴代TOP3
3位「チャングムの誓い」
長い、なのに飽きさせない、次が気になる。
韓国という国はちょっと閉鎖的で、
海外の文化を拒みがちというもったいない性質があります。
なのでこれを書いた人は多分、海外作品を相当見たのではと思いました。
2位「Sex And The City」
恋愛ドラマの超・進化系。
これより進化はできないでしょう、内容が完全にR20ですし。
「性」という禁断のテーマを取り上げつつ、男女の心情をリアルに描いた琴線に触れる作品。
1位「24」
人間を中毒に陥れる強烈な作品。
確かに徐々にパターンは見えてきますが、
それでも私は最後まで突っ走って見ましたね。
好きなキャラはニーナとクロエです、とても個性的でした。